航空券がお得に買える比較サイトのスカイスキャナー。
個人旅行が好きな旅人にはもうお馴染みのツールですよね(^^)
でも、単なる料金比較だけに使っていませんか?実はスカイスキャナーには、旅のプランニングにとっても役立つ機能が満載されているんです。
今回はそんなスカイスキャナーの基本的な使い方に加えて、旅のプランニングツールとしての活用方法についてご紹介してゆきたいと思います。
→この記事でわかること
- スカイスキャナーの基本的な使い方
- スカイスキャナーを使ったプランニングのステップ
- スカイスキャナーを使う上での注意点やお得にする裏ワザ
Contents
スカイスキャナーは航空券比較サイト
スカイスキャナーは、LCCを含む1200社を超える世界中の航空会社の中から、希望する条件に合うチケットをオンライン上で探して比べる事が出来る「比較サイト」です。
そうなんです。
スカイスキャナーの仕組みは、航空券を販売している予約サイト(=提携先)を検索して、紹介しているだけです。つまり、実際の予約や支払い・キャンセル規定は、提携先の航空会社や旅行会社とのやりとりになるって事を覚えておきましょう。
スカイスキャナーを使えば、最安値の航空券を調べる以外にもこんな事もわかります。
- 予算内で行ける旅行先はどこか?
- どの時期に出発するのがお値打ちなのか?
- 目的地までどんな航空会社や乗り継ぎ方法があるのか?
こんな感じで旅行の初期プランニングに、とっても役立つ事がおわかりですよね(^^)
スカイスキャナーの使い方
実際の画面を使って基本の使い方を説明してゆきます。
出発・目的地と旅行期間、人数を入力して検索をクリック。
検索結果の画面では、希望に合わせた条件順に表示されます。
①で希望条件で並び替えが可能。最適プランとは、金額と所要時間を加味したスカイスキャナーおすすめのプライトパターンです。
②のフレキシブルな航空券とは、予約後でも変更が出来るチケットの事です。
フライトが決まったら③の詳細に進みます。
詳細画面では、フライトスケジュールと提携先ごとの料金一覧が表示されます。
①の部分をクリックするとより詳しいフライトスケジュールが表示されるので、乗り継ぎがある場合には必ず確認しましょう。
値段の安い順に候補一覧が表示されていて、次へをクリックすると提携先の予約画面へ進みます。今回は②のサプライズを見てみましょう。
ここからは提携先のサイトです。
フライトと料金に間違いないか?キャンセルした場合の条件などしっかりと確認します。
問題なければ、予約名や決済情報を入力すれば予約が完了。サプライズ社よりメールで航空券が送られてきます。
スカイスキャナーの基本的な予約方法は以上です。
スカイスキャナーの機能を使い倒そう
基本的な使い方がわかった所で、旅のプランニングツールとしての応用編をご紹介します。
スカイスキャナーを使った4つの検索パターン
- 旅行の日程は決まっているけど、予算内で行ける場所を確認したい
- 旅行先と大体の日程は決まっているけど、中でもお値打ちな候補日を知りたい
- 旅行先と日程は決まっているけど、どんなフライトパターンがあるのか?
- 二か国以上の複数都市にまたがるチケットを調べたい
旅行先を考える時に、そのパターンごとの使い方をご紹介してゆきます。
①予算内で行ける場所の絞り込み
例えば「夏休みを使って旅行に出かけたいけど、8万円以内で行ける場所はどこ?」なんて場合に使えるのが「地図から検索」って機能です。検索トップにある「地図」をクリックすると・・・
左上に出発地と出発月・予算を入力すれば、地図上に行ける場所が浮かび上がります。
②旅行日程の絞り込み
旅先は決まっているけど、細かい日程はこれから決める場合などに役立つ「カレンダー・チャート機能」をご紹介。
検索トップの出発日の部分を月全体にして、調べたい出発月を選択して検索・・・
検索結果をグラフ表示にすれば、選んだ月の値動きが一目瞭然です。
③希望フライトの絞り込み
日程と旅行先が決まっている場合に、幾つもの候補から希望にあうフライトはどれかを決める方法をご紹介します。
この機能を使いこなせば、例えばこんな事が調べれます。
- 直行便のみを調べたい
- スターアライアンスの会社だけを表示したい
- 早朝や夜中に出発するフライトは避けたい
デフォルトの検索結果ではすべてのフライトが表示されます。航空会社や出発時間がマチマチで候補も多すぎるため、ちょっと調べにくい状況です。
そこで、左側にあるいくつかの条件を変えることで、自分の希望するフライトに絞り込んでゆきましょう。
①は直行のみか乗継でも大丈夫かが選択できます。一般的には直行便の方が、乗継便と比べ値段が高くなります。乗継便であれば格安なチケットもありますが、経由地での乗継時間が長かったりするので気をつけましょう。
また、②の出発時刻も旅のプランニングで重要な要素です。早朝や深夜出発のフライトは空港までの移動を考えるとハードスケジュールになりがちです(国によっては移動の危険も伴ことも・・・)。出来ればこの時間帯は避けるのをおすすめします。
③の航空会社の絞り込みはマイル加算に影響します。また、同じアライアンスであれば、乗り継ぎ時のサポートも期待できるのも良いですね。
④複数の国や都市を回るフライトの検索
「ヨーロッパの幾つかの国を巡るスケジュール」など複数の旅程を調べたい時などには、複数都市検索を使います。検索トップの複数都市を選ぶと、追加の航空券を検索することが出来ます。
例えば、「東京〜パリ〜マドリード〜東京」の3区間を、まとめた1冊の航空券で検索することが可能です。
最大6区間まで入力可能。また周遊だけでなく、到着地と出発地が違う航空券(オープンジョー)を検索することも可能です。
スカイスキャナーの注意点とお得になる裏ワザ
最後に、スカイスキャナーを使う上で覚えておくと役立つ情報をご案内します。
怪しい予約サイトは大丈夫?
スカイスキャナーは、世界中の提携先から最適なプランを提案してくれます。反面、あまり聞いた事のない外資系サイトも表示される事になります。
利用する時に一番気になるのが「この予約サイトは本当に大丈夫なの?」って点です。
結論から言うと「絶対に安心とは言えないので、念のため気をつけましょう」です。
スカイスキャナーでは、世界1200社の提携先のすべてを公平に掲載していて、不正な価格操作をする会社には厳しい対応しています。
また、提携先ごとに過去にそのサイトを利用した人の星評価の表示があります。過去にトラブル等がある場合、この評価に反映されるので利用する判断材料になります。
例えばGotogate(ヨーロッパのオンライン旅行社)を見てみると・・・
こんな感じに詳細な評価項目を見ることができます。
また、「日本語問い合わせが窓口なし」の場合、キャンセル等の問い合わせやサポート体制がスムーズでは無い事もあるので注意しましょう。
お値打ちに航空券を買う方法
スカイスキャナーを利用した航空券を、少しだけお値打ちにする裏ワザをご紹介。
- 国設定を変えてみる
- 航空会社から直接購入する(あまりおすすめではない)
国を変えてみる
トップページ右上の地域設定を変えるだけで、検索結果に違いが出る事があります。デフォルトでは日本設定ですが、実際に発着する国に変える事で同じフライトでも、若干お値打ちに表示される場合があります(為替の影響?)
また、発着国にすることでローカルの提携先がヒットすることもあり、思いもよらないお値打ちチケットに出会うことがありますよ。
航空会社から直接購入(あまりおすすめではない・・・)
スカイスキャナーでは、期間限定で行われる航空会社のセール料金が反映されない事が多く、特にLCCなどの格安チケットは基本的には表示されません。
旅の達人ともなれば、検索したフライトを元に航空会社のHPと比較してお値打ちなチケットが無いか調べたりもするようですが、時間と手間を考えるとあまりおすすめ出来る方法ではありません・・・。
スカイスキャナーの使い方まとめ
スカイスキャナーを旅のプランニングツールで活用する方法をご紹介しました。
お値打ちな航空券を検索するだけではなく、予算に合わせた旅行先を調べたり、どんなフライトパターンで行程が組めるかなど、個人旅行を愛する旅人の強い味方になる機能が満載されています。
スカイスキャナーをプランニングツールに使い倒して、素敵な旅を見つけてください!