中国

パスポート残存が6ヶ月未満で中国入国は出来る?【その疑問を解消】

中国入国に必要なパスポートの残存期間ってよくわからず、お困りの方も多いのではないでしょうか?

航空会社や大使館のHPをみても「パスポートの残存期間6ヶ月以上が望ましい」って書いてあります。

ぺんさん
ぺんさん
「望ましい」ってモヤッとしてわかりにくい表現だね・・・

じゃあ、6ヶ月を切っている場合には入国出来ないの?とか、実際に何日以上の残存が必要なの?って疑問が浮かんできますよね。

今回はそんな中国入国時のパスポート必要残存日数や注意すべき点について、ご紹介してゆきたいと思います。

この記事でわかること

・中国入国の際パスポート残存期間の実際の必要日数がわかる

・残存日数が6ヶ月未満の中国入国の際して気をつけるべき事とは

ちなみにこの記事を書いている私は、20年以上旅行関係の仕事に従事しています。また、2019年は2ヶ月に一度ほど中国出張に出かけています。そんな生の情報や実際の経験を元にご紹介していますよ(^^)

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パスポートの残存は6ヶ月以上必要なのか?

外国にビザなし入国する際、国によってパスポートの必要残存期間が決まっています。

くまくん
くまくん
たとえばタイの場合、入国時に6ヶ月以上必要って感じです

公式ページにはどう書いてある?

で、中国の場合をみてみると・・・

「15日以内の観光・業務目的の滞在であれば、ビザは不要で旅券・査証の残存有効期間は6ヶ月以上が望ましい」と書かれています。

HPの引用

この「パスポートの残存期間6ヶ月以上が望ましい」の望ましいって表現がイマイチ解りにくいです。

じゃあ残存6ヶ月を切ってしまった場合は、入国出来ないんでしょうか?

結論から言うと6ヶ月未満でも入国出来ます。

それでは、具体的に確認してゆきましょう。

切ってしまうとどうなるのか?

ここで言う「6ヶ月以上が望ましい」とは、推奨しているだけで明確な規定のある絶対条件ではありません

ではなぜ推奨しているかと言うと、何らかの理由から帰国が遅れてしまった場合、パスポートの有効期限が切れてしまう事を避けるためだと考えられます。

逆にビザ無しでの滞在日数の上限は15日以内と、こちらは絶対条件でしっかりと明示されています。

つまり、入国時の残存が15日以上あるパスポートを持っていれば、中国に入ることは理屈上は可能と言えますが、後述するように入国時のリスクや不安が多い為、極端に残存日数の少ないパスポートでの渡航はオススメしません。

ちなみに中国に一般旅行者がビザ無しで入国出来る国は世界中でも数える程度しかありません。日本のパスポートの信用性の高さを証明していますね(^^)

実際の入国の実例

だだ、皆さんが一番心配なのが「本当に大丈夫なのか?入国の際に係員から質問を受けたり入国を断られたりしなのいか?」って所ですよね。

そこで実際の例を交えて確認してゆきます。

こちらの方のツイッターにこんなことが書かれています。


係員のさじ加減に左右されるって所が気になりますが、私が関わった方で実際に6ヶ月を切ったパスポートを持つ方が入国出来なかったり、質問を受けたというトラブルは聞いたことがありません。

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6ヶ月切った入国出来るが気をつけるべき事

可能ということはご説明しましたが、それでも不要なトラブルを避けるために、最善の準備はしてゆくことが大切です。順番にみてゆきましょう。

渡航の際に用意する物

入国審査官が一番チェックしていることは、「この人物の入国・滞在に不審な点が無いか?」ってトコです。

特にビザ無しの観光入国の場合、身元や受け入れ先の確証が少なく審査官の裁量による部分が多くなります

そこで帰国便の航空券(e-チケット)や宿泊ホテルバウチャーなど、滞在先や日数を証明できるものを必ず持参して、なにか質問を受けた場合には説明出来る準備をしておくことが大切です。

チケットやビザの予約ができないことも

入国自体は可能ですが、肝心のチケットの予約が出来ないなんてことも。

例えば格安航空会社では、6ヶ月切ったパスポートの場合チケットは購入出来ないなんて場合もあります。

また、中国ビザを取得する際の条件にも「残存が6ヶ月以上必要」と明示されています。つまりビザ取得が必要な入国の場合には6ヶ月を切った残存では無理ということです。

やはり少ない残存での渡航は、どうしても日程が変えれなかったり、間際で予定が入ってしまった場合などの、緊急的なものと限定して考えたほうが良さそうです。

早めの更新を心がける

更新出来るのであれば、さっさと更新して余裕を持った渡航をしましょう。

ここまで残存6ヶ月を切った場合についてご説明してきましたが、やはり更新することに越したことはありません。

リスクや不安を考えると、出発までに日数の余裕があるのなら、タイミングをみて早めに手続きをすることをおすすめします。

6ヶ月を切ったパスポートでの中国渡航のまとめ

記事の要点をまとめてみます。

・ビザ無しでの入国であれば6ヶ月を切っていても入国は可能。

・6ヶ月無い場合の入国では、入国審査官の判断で可否が決まるので、
滞在内容を証明出来る書類(航空券・ホテルバウチャー)を
持参しましょう。

・6ヶ月を切ると航空券が購入出来なかったり、ビザが取れないリスク
がある。

・やはり余裕を持った更新をして、入国しましょう。

結局、更新するのが一番ってまとめで申し訳ないです(笑)

ただ、どうしても急に中国に行く必要がある方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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