中国入国時に指紋認証があるようだけど、流れとやり方を詳しく知りたい。
ついでに、2回目以降の場合はどうなるか知りたい。
今回はそんな疑問についてご紹介してゆきます。
・中国入国時の指紋認証について詳しくわかる
・2回目以降はどうなるのかわかる
ちなみにこの記事を書いている私は、20年以上旅行関係の仕事に従事しています。
また、2019年は2ヶ月に一度ほど中国出張に出かけています。そんな生の情報や実際の経験を元にご紹介していますよ(^^)
Contents
中国入国時の指紋認証ってなに?
2018年より中国全土で始まったこの指紋認証登録。
なんだか情報が吸い取られているようで良い気分がしませんが、日本でも指紋照合による自動化ゲートが主流となっていて、国際的にも普及してゆく検査方法です。
事前にやり方をチェックしておけば、中国到着の際スムーズに入国できますよ。
指紋認証登録の具体的な流れをご紹介
実際に指紋認証登録はどのタイミングで行われるのでしょうか?
入国の流れでみてみましょう。
★☆実際の入国の流れ★☆
飛行機を降りる〜機械での指紋認証〜入国審査〜ターンテーブル〜税関
つまり、飛行機を降りた直後にいきなり指紋認証登録機に並ぶ事になります。
ちなみに指紋の登録は外国人のみが対象です。
上海浦東空港では入国審査の手前で外国人と中国人にレーンが分けられ、強制的に指紋登録機に並ばされます。後述しますが2回目以降は登録不要なのですが、この様に並ばざるを負えないので注意して下さい。
実際の指紋認証登録の様子
実際の様子を、今年3月に訪れた上海浦東国際空港の写真でご紹介します。
飛行機を降りると、外国人は強制的に指紋登録機のある列に流されます。
で、こちらが指紋認証登録機(=キオスク)のあるエリア。
機械にパスポートの顔写真ページを読み込ませて登録がスタートします。
1.开始 startを押す
2.パスポートの顔写真面をスキャン
3.左手4本(親指以外)をスキャン
4.右手4本(親指以外)をスキャン
5.親指を同時にスキャン
6.レシートを受け取る
7.入国審査へ進む
こちらのサイト様に写真付きで詳しく乗っているので参考にしましょう。
指紋がなかなか反応しなくても焦らず落ち着いて(^^)
入国審査でももう一度指紋チェックがある!?
キオスクでの指紋登録を終えると、入国審査へ進みます。
が、なぜかここで再度指紋チェックと顔写真の撮影が行われます・・・
これで無事に中国入国が完了です。
飛行機以外での中国入国の場合は?
外国人が初めて中国に入国する際には指紋の登録が必要です。では飛行機以外での入国の場合はどうなのでしょうか?
先ほどは上海浦東空港を例にご紹介しましたが、香港からフェリーで中国(深セン)に入った際や、開通した香港新幹線に乗る際にも指紋登録を行いました。
※香港新幹線の場合、中国の入国は香港駅となるのでご注意を。
キオスクによる自動登録機はだいたいの場合、入国審査のすぐ手前に設置されていますが、無い場合には直接入国審査に向かえばそこで登録が行われるのでご心配無く。
2回目以降の場合どうなるの?
一度指紋登録を行えば、2回目以降の指紋登録は不要です。(13才以下または71才以上の方も不要)
飛行機を降りた後、自動指紋登録機はスルーして、そのまま入国審査に向かえばOKです。
ただ、前述の通り外国人は強制的に登録機レーンに並ばされる恐れがあるので、注意しましょう。
ちなみに登録済みの方が機械を操作すると、パスポートを機械においただけでOKのレシートが出てきます。
まとめ
記事の要点をまとめてみます。
・中国に入国するすべての外国人に指紋登録制度が始まっている
・登録は入国審査の手前にある指紋認証登録機で行う
・登録は両手すべてが必要で右手4本〜左手4本〜親指2本の順番
・2回目以降の入国では登録が不要
入国前に手間が増えてすこし面倒になった中国入国ですが、流れ自体はとても簡単です。
こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。