こんにちは、こうじです。
中国LCCの代名詞とも言える「春秋航空」に初搭乗したので、情報をシェアします。
春秋航空とは
春秋航空は上海に本社を置く、春秋航空有限公司(SPRING AIRLINES CO.,LTD. )で、中国初の民間航空会社です。また、日本国内でも春秋航空日本(SPRING JAPAN)として、国内線も運行する航空会社です。(航空会社のコールサインは9C)
2010年に茨城へのチャーター便を運行させた事を皮切りに、現在では日本と中国の各都市を多くの路線で結び、今後もさらに拡大させてゆく方針です。
今回は中部⇔上海のフライトに搭乗したその体験談です。
早朝すぎて空港にたどり着けない!?
今回のフライトはAM7:30発と言う事で、チェックインが朝5:30!
ウチからは始発に乗っても間に合わないので、空港近くで前泊でした・・・
チェックイン前に空港到着、しかしすでにカウンターは長蛇の列。みんなどうやってこの時間に空港にきているんだ、と思いながら並びました。ちなみに乗客のほとんどは中国人の様です。
春秋航空はいわゆるEチケットが無く、パスポートの提示のみでのチェックインです。この辺は中国の航空会社らしいですね。
なるべくコンパクトに荷物をまとめたのですが、機内持ち込みはNG!?普段は余裕で機内に持ち込めるのに・・、後で確認すると重量5kgに引っかかった様です。かなり厳しいので気をつけましょう。
ちなみに搭乗締め切りは出発の35分前厳守、1分でも遅れると搭乗出来ないとの事です。
機内の印象
いざ搭乗、春秋航空の機材はすべてエアバスA320で、配席は通路を挟んで3x3です。
少しお金を払えば、ちょっぴり足元に余裕のある席指定が可能です。
まあ、あまりメリットは感じないので個人的には不要かと。
機内サービスはすべて有料
LCCなので当然とも言えますが、ドリンク・食事ともすべて有料サービスです。
水が5元(≒90円)、ビール1本が10元(≒180円)と思ったよりも安く、空港で登場前に買うよりよっぽどお値打ちな印象です。それ以外にも機内食として、お弁当も30〜40元程度でした。
※ちなみにビールを頼んだんのですが、積んでいないと断られてしまいました(笑)
また、免税店の販売も非常に熱心で、機内の前方で商品の説明アナウンス(中国語なので意味はわかりませんでしたが)を15分以上もかけて行ってから、ワゴン販売に回っていました。
そうこうするうちに突如、客室乗務員のデモンストレーションによる体操が始まりました。
これが噂の「春秋体操か!!」
乗客も結構真剣に取り組んでます。
座席の幅の狭いLCCでは、エコノミー症候群の心配がつきまといますが、これは良いサービスですね。
上海浦東空港には定刻に到着。でもなかなかスポット移動が止まらない・・・
やっと着いたのは空港の端っこのその先にある、バス移動用のタラップ。やはり格安航空会社はターミナルスポットには止まれないのですね。
まとめ
初めて利用した春秋航空でしたが、思ったよりも格安感もなく値段の事を思えばむしろ満足のゆくフライトでした。
今回は朝一番のフライトという事もあり、遅延もなく運行されましたが、定時運行の不安定さは、中国系の航空会社が敬遠される大きな要因でもあるので、一度定時運行率をしっかりと調べてみたいと思います。
しかし春秋なのになぜ「SPRING」のみなのでしょうか、気になる所です。