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北京空港ターミナル3(国際線)の乗り継ぎ方法を詳しく解説

北京首都空港のターミナル3(T3)間の国際線乗り継ぎ方法をご紹介します。

ボクたち外国人が北京空港を利用する場合、この空港をハブにしている中国国際航空(CA)や日系の航空会社が到着するT3の利用がメインとなるはずです。

何かと不安の大きな北京空港の乗り換えについて、少しでも参考になれば幸いです。

北京首都空港の全体的な乗り継ぎ概要については以下にまとめたのでご参考下さい。

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北京空港ターミナル3での国際線乗り継ぎ方法

北京首都空港のターミナル3(T3)は以下のように3つの建物(ホール)からなり、自動運転のトラム列車で結んでいます。乗り継ぎにはそれぞれの位置と役割をざっくり把握しておく必要があります。

  • T3E:国際線の出発・到着ホール
  • T3D:国内線の発着ホール
  • T3C:国内線の発着およびすべての便のターンテーブル、出発カウンター

T3を使う国際線の発着は全便T3Eになります。

中国到着時や国内線乗り継ぎの際に必要な荷物の受け取りにはT3Cを利用することになり、ターミナル間のトラム利用が発生する訳ですね。

ただ例外としてT3を発着する国際線同士の場合のみ、荷物の受け取りが不要となり【T3Eホール】ですべてが完結します。

それでは詳しく見てゆきましょう。

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①国際線到着→国際線乗り継ぎ

国際線到着後に中国には入国せず、そのまま第3国へのフライトに乗り継ぐ場合です。

ぺんさん
ぺんさん
日本から北京経由でヨーロッパなどに行く場合などがこれに該当だね

A:飛行機を降りたあと「Transfer」の看板に従って進む

T3の国際線の乗り継ぎは入国審査とほぼ同じ場所にあり1箇所のみです。人の流れに沿って歩いてゆけば大丈夫です。

現在、中国に訪れるすべての外国人に指紋採取が行われ、入国前に自動のキオスク端末での登録が必須です。

ただ、中国に入国しない乗り継ぎの場合では無関係です。入国してしまうと必ず登録が必要です。乗り継ぎに時間が掛かってしまう要因なので注意が必要ですね。


B:検疫審査から乗り継ぎ審査場へ

検疫を進むと右手(というより中央全部)が入国審査になります。その左にひっそりと国際線の乗り継ぎ審査場があります。

間違って入国審査に進んでしまうと大きなタイムロスとなるので、乗り継ぎに時間が有り過ぎて「あえて入国する」以外には絶対に進んではいけません!

また、ここで乗り継ぎ先のチケット(搭乗券)が必要となります。出発空港で次のフライトのチケットがもらえない場合は、検疫手前にある航空会社の乗り継ぎデスクに立ち寄り発券してもらう必要があります。

以前はこの乗り継ぎ審査が有人であった為に長蛇の列が出来る事が多かったのですが、最近は自動ゲート化されて比較的スムーズに通過出来るようになりました。

C:セキュリティチェックを受けて出発フロアに

乗り継ぎ手続き後、エスカレーターでフロアを下るとセキュリティチェックがあります。

実はこの荷物検査が北京首都空港(T3)での乗り継ぎにおいて最大の難関なんです・・・

ふつう空港の乗り継ぎでは出国する人とは別に「乗り継ぎ客専用の荷物検査場」があるものですが、北京首都空港ではどちらも同じ場所なんです・・・。

その為、これから中国を出国する大陸系の方々達と一緒の列に並ぶ事になり、時間帯によっては長蛇の列になります。さらには厳しい事で有名な北京空港のセキュリティチェック。多くの人々が手荷物や身の回り品で引っかかる場合が多発して、予想以上に時間が掛かってしまいます。

保安検査の通過に30分以上必要な場合もある事を覚悟してゆきましょう。

めでたく国際線の出発フロアに到着、次の便のゲートを確認して向かいましょう。

T3間での国際線乗り継ぎのまとめ

中国国際航空が定める北京空港T3間同士での最低乗り継ぎ時間(MCT)は、60分となっていますが、広大なターミナルの徒歩移動や遅延、上記の保安検査の事を加味すると、最低2時間(できれば3時間)の乗り継ぎ時間を持ったプランが必要と言えます。

空港のあらゆる部分で自動化が進み、以前と比べると格段にスムーズになった北京空港。

今後ますます便利になる事が予想されますが、とりあえずは余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

その他の北京空港の乗り継ぎに関してはこちらもご参考下さい。

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