この記事はセントレア発着のJGC修行の備忘録です。
今回は初めて1日沖縄2往復にチャレンジしてみました。
修行とよばれる過酷なスケジュールがいかなるものだったのか?また、これから同じ修行をされる予定の方々の参考になれば幸いです(^^)
Contents
今回のスケジュール
この度のスケジュールはこちらの通り。
セントレア発着の2往復も考えたのですが、乗り継ぎが間に合わず間に羽田往復を挟んでいます。残念ながらクラスJは購入時にすでに満席でしたが、セントレア⇔那覇よりもFOPも若干高くなるので結果的にはアリといえます。
今回は金額の安さに惹かれて先得での予約をしましたが、値段によっては400FOPのボーナスが付く特便も捨てがたいかもしれません。
1便目の搭乗手続きで4区間発券
出発当日の朝、大好きなミュースカイに乗ってセントレアに向かいます。
ちなみに朝の空港行特急は常に混み合っています。乗車時にミューチケットを購入しようとするとすでに満席で予約出来ない事があるので、前日の夜までに席の確保をオススメします。最近はネットでも購入出来るようになりましたね(^^)
今回のチケットでもタッチ&ゴーでJALのカウンターに立ち寄る必要はないのですが、先輩方のブログを拝見すると那覇2往復の場合は「最初に4区間分の搭乗券を受け取るべき」との記載がちらほら。その理由は2つ。
- 2往復目のタッチ&ゴーでエラーが出てしまう(同一空港の複数回出発の影響)
- 遅延があると次の便のチェックインが間に合わず予約が消えてしまう
なので私もセントレア到着後にまずは搭乗券発券に向かいます。
先日こちらの記事にコメントを頂きました。このルートでは中部の同一日2回出発にならない為、那覇で制限エリア外に出ないのであれば、最初に4区間発券する必要性は薄いとの事です。
中部→那覇→羽田の最初の2レグは、保安検査のタッチ&ゴーでチェックインが完了。後の2レグは羽田で搭乗(もしくは乗り継ぎ)手続きをすれば、那覇でのエラーも防げるとの事でした。ご意見ありがとうございます。
1日4区間乗るアホみたいな行程をスタッフさんに伝えるのが恥ずかしかったので、自動チェックイン機にトライしたのですが、最初のフライトしか発券出来ない様です・・・。断念して有人カウンターにてお姉さんに搭乗予約と4区間分の搭乗券がもらえないかお伝えすると、にこやかに応対してくれました^^;
第1レグ NU043便
中部(7:40)→那覇(9:50) クラスJ 先得12,930円
FOPは1376でFOP単価は9.39円とまずまずです。
朝の激混み保安検査でかなり時間が掛かってしまい最終の搭乗案内中になんとかゲートへ。セントレアに限らず朝のフライトは時間に余裕を持つべきですね。
セントレアと那覇はすべてJTAによる運行ですが、CAさんの制服や機内誌以外はJALと同じサービスです。もちろんWifiサービスもあります!
定刻どおりにセントレアを離陸。途中潮岬もはっきりみれる快晴のフライト。
那覇には定刻通りの9時50分に到着。クラスJ利用で約2時間の快適な空の旅でした。
那覇空港乗り継ぎ(1回目)とエラー
次のフライトまでは約1時間30分あるので、一旦到着ロビーに出る事にしました。
ちなみに那覇空港は到着と出発が同じ場所にあります。なので到着ロビーを出ずにそのまま制限エリア内に留まり次のフライトを利用する事が出来ます。乗り継ぎ時間が短い場合には便利ですよ。
到着ロビーで前から気になっていた「ポークたまごおにぎり本店」へ。いつも長蛇の列ですが今回も20分ほど並びました。ボリューム満点で美味しく納得の行列です。
搭乗券はセントレアで発券済みなので、そのまま2階の保安検査へ向かいます。するとバーコードタッチでエラー表示が・・・。
JALのお姉さんに全区間の搭乗券を見せて確認する事数分、複数回出発のエラーが出てしまうとのこと。まさか出発カウンターに行かなければと不安がよぎりましたが、その場で「国内線保安検査場特別通過証」なるものを発行頂き無事に通過。
参考までにスタッフさんに話を伺ってみると、JALのシステムで同一日に同じ空港を2回以上の出発する場合に、チェックイン済みでも保安検査でエラーが出てしまうとの事です。その為、1回目の到着時に制限エリア内の乗り継ぎカウンター(もしくは出発フロアのカウンター)に立ち寄り、上記の「通過証」の発行を受ける必要があるそうです。
ちなみに、最初の出発時に全区間のチェックイン(搭乗券発行)自体は、早めのチェックインという事でむしろオススメなそうです。
そのあたりの事について旅路の部屋様の記事に詳しくかかれていました。
今回は時間に余裕があったのでそれほど焦りませんでしたが、今後覚えておきます。
第2レグ JL904便
那覇(11:20)→羽田(13:40) エコノミー 先得10,310円
FOPは1476でFOP単価は6.98円で良いですね(^^)
当日アップグレードを狙った羽田フライトですが全クラス満席なのでおとなしくエコノミー利用です。修学旅行の学生団体もあり搭乗までにかなり時間が掛かりました。
10分遅れの出発→到着もそのまま10分遅れ。
羽田空港乗り継ぎ
JALが利用する羽田空港第一ターミナルも那覇空港同様に出発と到着が同じフロアなので、搭乗券発行のチェックインしておけば制限エリア内のみで乗り継ぎが可能です。
自分も仕事で飛行機には良く乗る方ですが国内線の羽田空港って初めての利用です。少し詳しく空港を見てみたかったので、一旦制限エリアから出て空港内を駆け足でぶらぶら。
ついでに羽田に行った証に東京ばななの限定商品も購入(笑)
もう少し時間があれば展望デッキなど空港探検をしたかったのですが、1時間しか無くやむなく急いでもと来たゲートに戻ります。
第3レグ JL919便
羽田(15:00)→羽田(17:30) エコノミー 先得9,810円
FOPは1476でFOP単価は6.64で良いですね(^^)
那覇からのフライト同様に満席に近くアップグレード待ちもこの様子なので諦めました。
定刻よりも10分遅れで出発。羽田にはわずか1時間弱の滞在でした。
ほぼ定刻の17時35分に那覇空港到着。
さすがにそろそろ疲労出てきました^^;
しかしなんで座っているだけなのに移動すると疲れるんでしょうか(笑)
那覇空港乗り継ぎ(2回目)
朝についた時は晴れていましたが今回は雨模様。次のフライトまでは1時間45分と時間も十分あります。
先ほど学習した保安検査の複数回出発エラーを避けるため、制限エリア内の乗り継ぎカウンターで「特別通過証」を発行してもらった後に到着ロビーへ。
修行僧定番の「空港食堂」で晩ごはんをいただきます。
「ソーキそば」も捨てがたかったのですが、朝からまともな食事をしていなかったので「ゴーヤチャンプル定食」とオリオンビールを頂いて少し生き返りました(^^)
若干テンションもあがり「最終レグ頑張ろう!」と搭乗ゲートに向かう途中、次のフライトが使用機到着遅れの為に遅延するとのアナウンスが・・・調べてみると宮古からのフライトが18分程度遅れている様子。
まあこの程度であれば軽いものですが、最終のミュースカイに間に合うかなあ。
第4レグ JTA046便
羽田(15:00)→羽田(17:30) エコノミー 先得12,930円
FOPは1376でFOP単価は9.39円とまずまずです。
すっかり日も暮れた那覇空港から本日2回目の出発です。
さほど列にもならず搭乗が進みます。羽田便の乗客の多さの後だけにとても快適です。
地方がベースの修行僧から見ると、羽田便利用者は便数やパターン、費用的にも羨ましい部分が多いのですが、毎回あの混雑になると思うと少し凹みますね。
このフライトの機材は「さくらシンベエジェット」です(^^)
フライトは15分遅れで出発。第一レグと同じクラスJで快適に過ごせました。
飲み物のカップもこのデザインになるんですね。
定刻から20分遅れで早朝以来のセントレアに到着。やっぱりなんだかホッとしますね。
初めての2往復JGC修行の感想や注意点
9月という台風の時期で遅延や欠航が心配でしたが運良くスケジュールどおりにこなすことができました。
今回の4レグのチケット料金は45,980円、FOPは5704、FOP単価は8.06円とまあまあな方ではないでしょうか?
実際に那覇2往復を経験して気づいた事や注意点をまとめてみました。
- WiFiサービスが快適で時間つぶしは充実
- どうせ2往復するなら特便狙い
- 最初の搭乗時に全区間の搭乗券発券は必須
- 乗り継ぎは1時間だと不安
- 同一日複数回出発の保安検査は注意
- 那覇、羽田とも制限エリア内での乗り継ぎが可能
「乗っている間の暇つぶし方法が無くなる」などネガティブな意見も多い修行ですが、ボクの場合はブログを書いたりして搭乗中はむしろ良い作業時間でした。JALのwifiサービスは比較的早いので有能ですね。
また、どうせこの区間の修行をするならボーナスポイントのある特便を狙うべきだと思います。せっかく一日潰すなら時は金なりです。
乗り継ぎリスクを考えると1時間以上は必ず開けたいものです。また最初に搭乗券を発券しておけば多少はリスクを回避できるので忘れずにやりましょう。
個人的には2度目はやりたくないかも・・・(笑)
こんにちは。全く同じルート、同じフライトを5回繰り返してJGC入会した者です。今回搭乗券を発券されてますが、羽田往復を組み込むこのルートの場合、那覇空港で外に出ないのなら朝一での搭乗券発券の必要性は低いと思ってます。
羽田とセントレアは同一日同一空港発に該当しないため、保安検査でエラーにはなりません。セントレアの保安検査場JALカードをタッチすればJL904までがチェックインされた扱いになります。そして基本的にJL904とJL919は折り返し運用なので、JL904の遅延の有無に関わらず羽田で残り2レグの乗り継ぎ手続きを行えば十分間に合います(羽田で一度出て再度保安検査を受けて残り2レグをチェックインさせることも可能です。グランドスタッフに対応をお願いせずに済みます笑)。万一JL919が遅延した場合でもNU046はチェックイン済みなので対応してもらえるはずです。
このミュースカイで行った場合、改札からノンストップで保安検査まで進めばまだそれほど並んでおらずスムーズに検査を受けられるのでオススメです。
(※ただし朝一のNU043が遅延、もしくは羽田の大混乱で機材繰りに影響が出た場合すべてがパアになる可能性もあるのでこのプラン自体かなりハイリスクでもあります汗)
コメントありがとうございます。
このルートを5回繰り返しとはまさに修行の鏡ですね(笑)
なるほど、セントレアのタッチ&ゴーで羽田までが乗り継ぎ扱いになるのですね。
で、発券時間が短縮できるので保安検査も早く通過できるわけですか。
大変勉強になりました(^^)