こんにちは、こうじです。
みなさんは金盾(きんじゅん)って言葉は知っていますか?
中国政府によるインターネット規制の事で、中国に行くとLINEやFACEBOOK、
グーグルマップ等の利用・閲覧が出来なくなってしまうのです。
普段何気なく利用してるの事が使えなくなってしまうのは、想像以上に不便で、何をするにも困ってしまうものです・・・
今回はそんな規制を超えて、中国でもSNSを、それもLTEで快適に利用する方法を紹介します。
なぜ中国ではネット規制が行われているのか?
実際に中国でSNSに繋いでみると、電波が繋がらない訳ではないのですが、
ずっと読み込みのまま立ち上がらない状況が続きます。
その理由は、SNSを通じて情報が拡散する事で、大規模な民主化デモが発生してしまうのを恐れた中国政府が、2014年7月から一斉に規制を始めた為で、今後もこの規制が解除されることは無さそうです。
↓中国で規制されてしまう主なアプリ一覧
中国でもネット規制を受けない方法は?
データローミングとは、国外でスマホ等の端末でデータ通信する場合に、その国の携帯会社の電波を受信して利用する事です。
ただ、中国国内の携帯電波では、規制の対象となってしまいます。そこで中国全土で利用できる香港キャリアの電波を利用する事で、規制を受けない自由な通信が可能になるのです。
SIMカード購入から開通までの方法
SIMカードの購入
お手軽な中国聯通香港と持つ人を選ぶ中国移動香港
設定方法は?
SIMカードを端末に挿入してから利用するには以下のプロセスとなります。
SIMを端末のスロットに挿入
SIMカードを挿入すると、自動的に電波を拾いますが、
端末に電波が入っても、それだけではネットに接続出来ずAPNの設定が必要です。
中国移動香港(チャイナ・モバイル)のAPNの設定
APNとは、アクセス(A)ポイント(P)ネーム(N)の略です。
インターネットのサーバーに接続する為に必要な設定の事で、接続先を特定する為の情報を端末に認識させる作業です。
iPhone(ios10)の場合・・・
【設定】→【モバイルデータ通信】→【APNの設定】の画面に進みます。
APNにCMHKと入力すればAPN設定の完了です。
LTEで快適なネット環境
晴れてネットが開通です。
使ってみた感想として、都市部や農村部では問題無く4G(LTE)で、ネット規制もなく利用できるのですが、地方の中規模都市で突如利用出来なくなる事がありました。
理由としては、周波数が対応出来ないエリアが一部あるのでは、と思われますが、殆ど気にするレベルではありませんでした。
まとめ
旅行先でスマホが利用出来ないと、情報を取ることが出来ず、一気に不自由な旅になってしまいます。事前の調査・準備で解決出来る事も多いはずなのでしっかり確認したい物です。
やはり旅をするならSIMフリー端末は必須と言うことですね。
最後までお読み頂きありがとうございました(^o^)丿