クレジットカード

クレジットカードでチップを支払う方法【実際の写真付きで説明】

アメリカなどチップ文化のある国に行った際、レストランなどでのクレジットカード払いの場合、チップはどうすれば良いか困った方も多いのでは?

最初は戸惑うかもしれませんが、慣れると現金での支払いよりも断然簡単でスマートです。

今回は、現役で旅行会社に勤務しているわたしが

  • 海外のレストランでクレジットカードでチップを払う方法
  • チップ金額の目安はどれくらい?
  • 現金との支払方法の違い

といった、みなさんのクレジットカードでチップを支払う方法に関する疑問に、詳しくお応えしてゆきます!

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クレジットカードでの支払い方法の流れ

まずはレストランなどでクレジットカードで精算する流れをまとめてみます。

クレジットカードでチップを支払う流れ
  1. 店員さんにチェック(精算)をお願いする
  2. 持ってきた伝票の内容を確認
  3. チップを含めた総額を伝票に記入(※1)
  4. クレジットカードを伝票のフォルダに挟んで渡す
  5. 再びカードと支払い額のレシートを持ってくる
  6. サインして1枚を残して店を出る

(※1)ここでサインまで記入の場合はそのまま⑥へ

それぞれ詳しく見てゆきましょう。

店員さんにチェック(精算)をたのむ

まずはテーブル担当の店員さんに声をかけて精算を伝え、そのまま席で待っているとフォルダに伝票を挟んで持ってきてくれます。

国によってはなかなか来ない時もあり不安になってきますが、気長に待ちましょう。

“ねこ教授”
“ねこ教授”
「チェックプリーズ」のサインは日本だと「指でバッテン」を作りますが、実はこのサインは日本式。ハワイなど日本人の多い場所であれば十分通じるのですが、欧米では「空中でペンを書く」動作が一般的です。

伝票の内容を確認する

フォルダに挟まれた伝票がやってきます。

“ひよこちゃん”
“ひよこちゃん”
金額はいくら?チップはどうやって払うの?

とその前に、注文した内容で合っているか?クーポンなどの割引がされているか?など必ず確認しましょう。

チップの二重払いに要注意!?

レストランによっては、チップの取り忘れを防ぐべく最初からチップ込みの伝票を出してくる場合があります。伝票に「tip・gratuity・service charge」といった文言があれば、チップが含まれているので、追加でチップを払わなくてもOKです。

問題なければ、デーブル上で支払いを進めましょう。

“ねこ教授”
“ねこ教授”
欧米のレストランはテーブル会計が一般的ですね

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チップの金額を記入

クレジットカードでチップを支払う場合には、チップの金額を自分で決めて、チップの額と合わせた総額を伝票に記入します。

ぺんさん
ぺんさん
「クレジットカードで支払った後、チップの分だけを現金で」なんて事はしないんですね〜

ポイントはチップを含めた総額を手書きするって事です。実際の伝票を参考に書き方をご説明してゆきます。

上のレシートでは税金を含んだ料金は①の28.28ドルです。それに伴うチップ金額の目安(15〜20%)が②に記載されているので、こちらを参考にチップの金額と総額を記入します。別にこれ以外のキリが良い金額を自分で決めてもOKです。

“ねこ教授”
“ねこ教授”
現金の場合、総額をキリ良い金額にしたほうが小銭も出ずに良いのですが、カード払いなら関係ないのが便利ですね。

>>チップの金額目安についてこちらをご参考下さい。

今回の支払いでは18%としたのでこんな感じで記入。

ぺんさん
ぺんさん
お店によってはこの段階で、チップ額と総額、サイン記入をして決済まで完了する場合もあります

クレジットカードを伝票フォルダに挟む

伝票の記入を終えたら、クレジットカードをフォルダに挟みテーブルの端っこに置いて、店員さんが取りに来るのを待ちます。ここでポイントは、カードが少し見える様にフォルダから少し出して見える様に挟んでおく事です。

“ねこ教授”
“ねこ教授”
クレジットガード払いという事が、お店に解るようにする為ですね

2枚の伝票がやってくる

一旦店員さんはフォルダを持ち帰りますが、クレジットカードと共に今度は2枚の伝票を挟んで再び持ってきます。

  • (A)サインを書いてお店に渡す伝票
  • (B)自分用の控え伝票

先程手書きしたチップを含む総額が書かれているので、間違いなければAの伝票にサインをしてフォルダに挟んで置きます。Bの伝票は持ち帰りましょう。

“ねこ教授”
“ねこ教授”
サインはクレジットカードと同じ書体(漢字)で大丈夫です

スマートに席を立って店を出る

これで決済は完了です。

クレジットカードを忘れないようにして、伝票をそのままテーブルに置き、店員さんへにこやかな笑顔をの残して退席しましょう。

チップの額はどう決める?

チップの習慣が無い私達にとって、どのくらいが妥当なチップの金額なのか感覚的に解りにくいですよね。

サービスは無料で受けれる日本人の感覚だと、「チップ=心付け」みたいな印象が強いですが、欧米ではチップはれっきとした労働収入の一部として考えられています。それだけに、テーブルを担当した店員さんは、少しでもチップが貰えるよう、(もちろんサービス精神の部分もありますが)あの手この手でお客のケアをしてくれます。

くまくん
くまくん
その労働の対価としての報酬と考えれば、チップに対する気持ちも違いますね♫

なので相場が15%〜20%って部分だけを頑なに気にするのではなく、店員さんのサービスに対しての満足度(や不満)といった本音の気持ちで金額を決めれば良いと思います。

ちなみに、わたしはこんな感じにチップの金額を決めています。(私見です・・)

チップの額 イメージ
不満 10% 嫌な思いをした。お願いしたサービスが受けれなかった。
普通 15〜18% 可もなく不可もなく、迷ったらコレでOK
満足 20% 私達を気にかけてくれてThank you!
最高♡ 25% 迷惑かけてごめんね。最高のサービスだったよ!
“ねこ教授”
“ねこ教授”
対応が悪いと「チップなんて払うか!」って気持ちになりますが、そこは文化を尊重して少しだけでも置いていきましょう

チップだけ現金で支払う場合は

最後に食事代はカードで支払い、チップだけ現金で支払う方法についてご説明します。

カード払いのチップ記入の段階(上の説明の③の部分)で、チップの金額を0にして食事代の総額だけを書きます。(サインがある場合はサインまで記入)そして、フォルダにクレジットカードと一緒にチップ分の現金を挟んで置きます。

“ねこ教授”
“ねこ教授”
現金でチップを支払い際には小銭は失礼に当たるのでNG!キリの良い紙幣での金額にしましょう

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