こんにちは。
こちらの記事をご覧頂いている方は、中国に出かける際のSIMカード選びをしているはずですが、僕のおすすめは中国聯通香港(チャイナユニコムHK)一択です!
今回はその理由と、実際に利用した感想をご紹介したいと思います。
※あくまでSIMフリー端末が前提で書かせて頂いていることをご了承下さい。
中国ではLINEやGoogleマップは使えない!?
中国でデータ通信をしていて一番困るのが、LINEやフェイスブック、Googleマップなどのアプリが使えない事です。これは中国当局による金盾とよばれるネット規制によるものです。
そのあたりの説明はこちらの記事にも書きました。
では金盾の影響を受けずに、ネットを楽しむにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、データローミングを利用する!方法です。
中国の金盾にはローミングは対象外(というか中国当局の規制が届かない)という抜け道があり、これを利用すれば問題なくデータ通信が行えるんです。
ただ、日本のキャリア端末での海外ローミングは事前登録が必要であったり、値段が高かったりと何かと不便です。また、MVNOに至っては海外ローミング自体出来ない場合もあったり・・・。
そこで必要なのが「中国国外で発行していて、中国でも使えるプリペイドSIM」です。
中国聯通香港(チャイナユニコムHK)がオススメのわけ
香港は中国と同じ国と思っている方がいるかも知れませんが、「一国二制度」と呼ばれる自治があり、実際には別々の国の扱いとなっています。そのため、香港のSIMカードは中国のネット規制を受けないんですね。
そして香港SIMカードで中国でも使えるのが、中国聯通香港(チャイナユニコムHK)です。
(以前は4Gの高速通信に対応した「中国移動香港(CMHK)」もありましたが、2018年現在では中国では使えないようです)
「中国聯通香港(チャイナユニコムHK)」のSIMカードは4Gの高速通信が可能、しかも、ほどんどの機種に対応しているという優れものです。香港はもちろんマカオ、そして中国本土のほとんどの場所で利用可能となっているので、珠江デルタエリアに行く方にはピッタリのSIMカードです。(もちろん他の中国各都市でも利用可能です)
私も香港国際空港から入って広州・深センに行く際に大変重宝しています!
買うなら日本で事前購入をしましょう
では、中国聯通香港(チャイナユニコムHK)のSIMカードの入手方法をご紹介。
一般的には到着した空港でSIMカードを買う方も多いと思いますが、残念ながらこちらの会社のSIMカードは香港国際空港では売っていないようです。
また、香港国際空港からフェリーでそのまま中国に入国する場合、中国に入ってしまうと香港のSIMは買うことが出来ないのでこちらもNG。
ではどうやって入手するのか・・・?
実は、日本で事前に買えるんです。
そう、出発前にAmazonや楽天で簡単に購入出来るんです。
事前購入の注意点としてはこちらの2点。
①プリペイドSIMの有効期限に注意する
→使用有効期限があるので、1年前の古いSIMや前もって購入すると使えない場合も。
②出発前に余裕を持って購入する
→通販商品なので、出発直前すぎると受け取りが間に合わない場合も。
出発前に購入しておけば、飛行機の中でゆっくりとSIMの入れ替えや設定入力が出来るのも便利ですよね。
SIMカードの設定方法と実際に使った感想
設定方法はとても簡単ですが、一応ご紹介します。
中身を開けるとこんな感じ。設定方法が中国語!?
でも安心を、日本語の説明書も入っていますよ(^^)
私の場合はiPhoneですが、SIMを入れて「設定→モバイル通信→モバイルデータ通信をON→通信のオプション→モバイルデータ通信ネットワーク」を開きます。
ここのAPNのところに3gnetと入力すれば、あとは自動的に電波を拾ってくれるはずです。
実際に使ってみた印象ですが、私の場合iPhone6sとちょっと古い機種でしたが、中国滞在中ほぼどこでも4Gの高速データ通信が出来ました。(もちろん香港でもOK!)
以前利用していた中国移動香港(CMHK)だと、周波数規格の影響からか不安定さがありましたが、さすが世界基準の周波数って事で安定しています。
もちろんLINEやGoogleマップ、その他日本のサイトもすべて問題無く見れました(^^)
まとめ
今回は中国と香港の両方で使える「中国聯通香港(チャイナユニコムHK)」のSIMカードについてご紹介しました。
8日間(2G)のデータ通信のみであれば1000円強で買えて、中国のネット規制を受けないで快適に過ごせることを考えると、とってもお値打ちなSIMカードです。
現地でも手に入りにくいので、事前購入を忘れないようにしましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。