こんにちは、こうじです。
日本からウラジオストクへのフライトといえば、成田からS7航空の直行便がありますが、もう一つ、大韓航空利用でソウル経由でゆく方法があります。
メリットとデメリット、搭乗記をご紹介したいと思います。
スケジュールは?
大韓航空のソウル⇔ウラジオストクへのフライトは1日1便、毎日運行しています。
KE981 ソウル(10:10発)→ウラジオストク(13:55着)
KE982 ウラジオストク(15:05発)→ソウル(16:55着)
ソウルからの出発便は午前出発です。
なので、
日本からソウル経由してウラジオストクへ向かうには前日までにソウルに入って、
1泊トランジットが必要となります。
逆にウラジオストックからのフライトは夕方にはソウルに到着するので、日本の各都市へ向かう18〜19時台の便にそのまま乗り継ぐ事が出来ます。
往路のトランジットがネックと思いがちですが、午後の便でゆったりと韓国に到着して、
空港近くのホテルで1泊、ついでに夕食に焼肉を食べてからロシアに向かうといった、
一粒で二度美味しい的な旅が楽しめます。
料金的なメリットは?
直行便のS7航空と大韓航空で金額を比較するとこうなります。
S7航空 58,000円
大韓航空 47,000円
※旅行シーズンの2017年9月、公示運賃を参考
チケットのとり方にもよりますが、往々のしてソウル経由の大韓航空の方がお値打ちです。
フライト時間や乗り換え時間の長さと金額を比較しても、充分なメリットはありそうです。
ソウル発ウラジオストク行きのフライト
実際にソウル経由でウラジオストクまで行った際の体験をご紹介します。
ソウルからの便は、通常B737−800と小ぶりな機材ですが、
今回はシップチェンジがあり、A330になっていました。
乗客の7割が韓国人、残りがロシア人とその他と言った感じ。
ソウルからウラジオストクまでは、直線で飛ぶと北朝鮮を横切る事になるので、
乗る前からどんなルートで飛ぶのか、興味津々です。
離陸後、右手に北朝鮮を眺めながら中国方面へ西に進んでゆきます。
ミサイルが飛んで来ないか、なんとも言えない気持ちが・・・
機内食は2時間半と短めのフライトにも関わらず、しっかりしたメニューが提供。
この日はロシア行きらしく「ビーフストロガノフ」風??
ドリンクも日本便とは違い、ワインまでフルサービスです。
モニターで飛行ルートをチェック。
やはり、かなり大回りをしているのが分かります。
てっきり日本海側を飛ぶと思っていたので、中国周りのルートとは意外でした。
ウラジオストク到着、入国審査は厳しい?
ロシア入国にはビザが必要。
ビザをしっかり取っていれば、入国審査自体は簡単です。
ただし、空港内の制限エリアでの写真撮影については制限が厳しいので、
むやみの写真を撮って別室送りにならないように。
入国カードは入国審査の際に審査官から、ビザ情報に基づき、すべて記入印刷済みのものが渡されるので、サインをするだけでOK。このシステム結構便利ですね。
ただ、時間は掛ります・・・
ロシアでスピードを求めてはいけないとあきらめます。
ウラジオストクから出発
帰国についてもご紹介。
ウラジオストクの空港はターミナルの真ん中に、出発フロアに上がるエスカレータがあり、
それを挟んで右が国内線、左が国際線のカウンターです。
大韓航空のカウンターで、荷物を預けチェックイン。
日本までの2区間分の搭乗券が貰えます。ココで預けた荷物は、
最終の目的地までスルーで運ばれます。
ルーブルの再両替は出国前に済ませましょう。
出国後の制限エリア内には両替銀行が無く、また日本帰国後もルーブルの再両替が出来る場所が限られてしまうので忘れない様に。
1階にはロシアらしくサーモンやニシンを取り扱うお土産店もあり、魅力的ですが生魚は持込がNGなので、泣く泣く諦めます。
出国後の待合ロビーには、小さいながらもコーヒーショップや免税店、お土産屋さんがあり、出発までの時間を潰すには問題ありません。
ちなみに帰りのフライトは3時間30分と行きとくらべて時間が掛ります。
その理由はこの飛行ルート。
まさか日本上空を飛んで帰るとは思いませんでした・・・
まとめ
直行便よりも時間が掛るかわりに、値段的なメリットとも共に+αの楽しみがある大韓航空の経由便。また、インチョン空港のトランジットという、地方からの利便性でも選択ありではないでしょうか?
今回も最後までお読み頂きありがとうございます(^o^)丿