旅の持ち物・準備

成田空港で国内線から国際線に乗り継ぐ方法【公式ページより分かり易い!】

地方から海外に向かう際、成田発着の国際線フライトを利用する事が多くなりますよね。

この乗り継ぎ方法、

多くの航空会社の公式ページで紹介されていますが今回は事前準備を含めて

より分かり易い国内線→国際線の乗り換え方法と流れご紹介したいと思います。

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地方から成田までは国内線扱い!?

いざ海外へ出発!と思うと出発地から国際線を利用するイメージですが、

「地方から成田までは国内線扱い」なんです!

なので、

国内部分についての集合時間・液体物持込の制限などは国内線ルールが適用されます。

 

例えば・・・

・空港集合は1時間前(チェックインは国内線のカウンターで!)

・液体物の機内持込は可能などなど・・

ただ、そのまま国際線に乗り継ぐ場合には次のメリットがあります。

成田空港での乗り継ぎチェックインが不要

預ける荷物(スーツケース等)は、出発から到着空港までそのままスルーで行きます。

つまり、成田空港で取り上げる必要がありません。

また、搭乗券も出発空港で成田から先の搭乗分が発行され、専用の乗り継ぎレーンが利用できるので乗り継ぎの手続き時間が大幅に短縮できます。

※同一航空会社・アライアンスのある航空会社の接続に限る。

 

②預ける荷物の制限が国際線ルールの基準で適用

国内線と国際線では重量・個数の制限が異なりますが、より余裕のある方が適用されます。

例えばANAの場合、国内線のエコノミークラスの無料受託手荷物の制限が20kgx1個まで
ですが、乗り継ぎ便利用の場合、国際線の制限である23kgx2個まで無料で対応。

 

成田到着時の乗り継ぎ方法

ては、実際に成田空港到着〜乗り継ぎ、出発の流れを見てゆきましょう。

流れとしては以下の通りです。

  1. 飛行機から降りる
  2. 専用の乗継ゲートに向かう
  3. 日本の出国審査に受ける
  4. 出発フロアからゲートに向かう

乗継の際にスーツケースはどうなる?

地方空港から成田到着するとまずは「日本の出国審査」があります。

ここで出入国のルールを整理してみます。

出国=最後にその国から海外に出発する際に行う行為】

【入国=最初にその国に入った際に行う行為】

 

当たり前ですよね・・・

 

でも、スーツケース等の預け荷物はどうでしょうか?

【出国=最初に出発する空港で預ければ、最後に到着した空港まで運ばれる※注1)

【入国=最初に入国する空港で必ず一度取り上げる必要がある】

 

つまり、A(地方空港)→B(成田空港)→C(海外の空港)の出国時は、

Aで預ければBで受け取る必要が無くCまで運ばれる。

 

逆に、A(海外の空港)→B(成田空港)→C(地方の空港)の帰国時は、

Aで預けた荷物は必ずBの成田で取り上げる必要があり、

Cに行くためには、再度成田の国内線カウンターで荷物を預ける必要があります。

 

※注1)アメリカなどの一部の国では、最終目的地が異なる際でも、最初に入国した空港で
一度荷物を取り上げる必要ああります。

全日空と日本航空の専用乗継ゲートはどこ?

成田空港は、ANAとJALで到着ターミナルが異なります。

なので、それぞれ専用の乗継ゲートがあるので事前にチェックしておきましょう。

【全日空:ターミナル1】

【日本航空:ターミナル2】

専用ゲートで、パスポートと出発の時に受け取った成田から先の搭乗券を用意して
手荷物検査と乗り継ぎゲート専用の出国審査を行います。
出国審査後の出口を出ると、すでにそこが成田からの出発フロアです。
時間に送れない様に出発ゲートへむかいましょう。

 

ちなみに、成田到着時はまだ日本国内にいます。
なので、上記の専用ゲートを通らず、通常の成田空港の出国に向かってもOKです。
専用ゲートはレーンの数が少なく、時間帯によっては余計に時間が掛かってしまうなんて事も・・・状況をみて空いてる方を選びましょう。

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アライアンス同士のフライトで乗り継ぐのは簡単!

上記の事から成田乗り継ぎの際、アライアンス同士の航空会社であれば、イチイチ乗り継ぎ
カウンターによる必要がなく、国際線乗継レーンから出国手続きを済ませ、そのまま国際線
出発フロアに行く事が出来ます。

逆に提携外の乗り継ぎは荷物もスルーで行かない場合も多く、乗り継ぎ空港の都度手続きが
必要なのでかなり面倒になります・・・。

まとめ

・国際線乗継でも、成田までは国内線になる。

・出国は成田空港で。

・出発空港で預けた荷物は最初の海外空港まで。

・逆に帰りは、地方乗り継ぎがあっても必ず成田で荷物は一度取り上る。

・国内線→国際線に乗り継ぐ際、同じアライアンス同士であればメリットが大きい。

 

などなど、思ったよりも乗り継ぎは簡単です。

今後、羽田へからの際線乗り継ぎの便が増えてゆく可能性が高いですが、成田乗り継ぎの

利便性が捨てがたい魅力ですね。

今回も最後までお読み頂きありがとうございます(^o^)丿

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POSTED COMMENT

  1. SHIGEKI より:

    大変判りやすい乗継案内でありがとう。

  2. ムーミン より:

    ANAに問い合わせて聞きましたが、不安がのこっていました。
    今回この記事を読んでわかりやすく、安心して乗り継ぎできそうです。
    ありがとうございました。

  3. ayappy より:

    大変詳しい説明ありがとうございました!
    2017年の年末に、JALで千歳から成田乗り継ぎでシンガポールに行きましたが、
    その時は成田着後バスでターミナル移動したのですが、現在はそのような経路はありませんか?
    その時は成田着が30分遅れ、乗り継ぎ時間が元々1時間くらいしかなく空港内を走り、大変焦ってしまいました。(結果、間に合いはしたのですが、、)
    今年はANAでカンボジアに行く予定ですが、成田の乗り継ぎ時間が1時間25分しかなく、やはりちょっと心配です。

    • こうじ より:

      コメントありがとうございます。
      成田でのANA国内線到着は、基本的にターミナルへのバス移動が多くなりがちです。
      ただ、以下のHPにもある通り、最低乗り継ぎ時間は45分なので、85分あれば問題ないと言えます。
      https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/information/checkin.html#anchor006

      心配なのは千歳出発の際の天候による遅延ですね・・・
      お気をつけて良い旅を!!

      • ayappy より:

        そうなんですね。やはりANAもバス移動の可能性が高いのですね。
        前回が成田での国内線から国際線の初乗り継ぎだったので
        勝手がわからず成田着が遅れたため移動バスの信号待ちにもドキドキしました。
        次も年末なので、たしかに天気は心配ですが、これは祈るしかありませんね!
        ありがとうございました

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