大手LCCとして、国内線・国際線を問わず利用する機会の多いエアアジアグループ。
格安でチケットが購入できるのは嬉しいですが、ホームページを見ても、細かい料金設定が記載されていて、具体的な金額がわかりにくいですよね。
今回はそんなエアアジアの各種運賃や、手数料と呼ばれる追加料金について掘り下げてみます。
Contents
航空券の料金設定について
まず、ベースとなる基本料金とは一体何でしょうか?
エアアジアの通常運賃は以下の2種類があります。
- 通常運賃(エコノミークラス)
- プレミアム・フラットベッド(ビジネスクラス)
結局はこの2種類のチケットをベースとして、食事や荷物預けと言ったサービス、変更や取り消しの際の手数料を肉付けしてしてゆくと、実際の利用料金になるんですね。
この他にも「プロモ席」と呼ばれるキャンペーン料金もあります。
それぞれ詳しく見てゆきます。
通常運賃とは?
座席のみの料金で、スーツケース等などの受託手荷物や機内食を利用する場合、さらには座席指定するにも、別途オプションで追加費用が発生する運賃です。一般的なLCCと同じ基本料金となり、利用日によって金額の変動があります。
たとえば同じ関空⇔ホノルルで見てみましょう。
一番安値の料金とGWなど一番高値の金額を比較してみると、1日違うだけで数倍の金額差があることが分かります。
プレミアム・フラットベット運賃とは?
もうひとつのベース運賃であるプレミアム・フラットベッドとは何でしょう?
実はエアアジアグループの国際線には、LCCであるにもかかわらずビジネスクラスがあるんです。
この運賃の特徴は、座席料金に加えて機内食や受託手荷物、座席指定やフライト変更など、最低限の追加費用がセットになっている点です。LCCにありがちな追加費用を考えなくても良いスッキリとした料金プランですね。
追加料金はどうなっているの?
続いてLCCの利用代金で一番悩ましい追加料金について見てゆきます。
2種類のオプショナルプラン
まずはエアアジアの運賃タイプの表を御覧ください。
先程の通常運賃とプレミアム・フラットベッドの間に「バリューパック」と「プレミアムフレックス」という2種類の運賃があります。これはエアアジア独自のオプションで、通常運賃のプラスして利用する事で、お値打ちに機内サービスをセット出来るプランなんです。
「バリューパック」は受託手荷物、機内食、スタンダードシートの座席選択が可能になるオプション。「プレミアムフレックス」は加えてプレミアムフラットベット以外の座席選択、優先搭乗、優先荷物引き渡しが可能になるプランです。
パックの場合、機内食の種類が選べないのが少し悲しいです・・・
もちろん、セットプランでは無く個別にオプションを選ぶ事も可能です。
結局どっちのプランがお得なの??
あくまで自分の意見ですが、LCCを選択する段階でなるべく費用は安く押さえたいはず。プレミアムフレックスの最大のメリットは座席指定の範囲が広い事ですが、最低限の座席が選べれば問題ないので、バリューパックで充分かと。ちなみにスーツケースが無く、手荷物だけの場合はパック自体不要で、機内食も選べる希望のオプション選択の方が安上がりです。
運賃規定(変更など)
最後に購入したチケットの変更や払い戻しについて見てゆきましょう。
ふたたびエア・アジアの運賃タイプを見てみます。
日付変更以下の部分に注目です。
可能な変更内容とは?
フライトの日付変更については可能です。
やり方は少々面倒ですが、HPの会員登録をする事で出発時間の48時間前まで(運賃タイプによっては2時間前まで)出発予定日時のご変更が出来ます。ただし変更に際し、変更手数料、運賃差額は発生します。
出来ない変更内容とは?
日付変更に関しては可能ですが、以下の3つは一度予約をすると、いかなる場合も出来ないので注意です!
- 搭乗者名の変更
- 到着地の変更
- フライトのキャンセル/返金
搭乗者名の変更や行き先の変更はともかく、フライトのキャンセルが一切出来ないが気になりますよね。
つまり、都合が悪くなったので取り消ししようと思っても、飛行機代は100%キャンセル代として取られてしまうって事です。
LCCは料金がお値打ちなかわりに、このようなリスクがある事を自己責任で理解しておく必要がありそうです。
エアアジアの各種料金や手数料のまとめ
今回はエアアジアの料金についてご紹介してみました。
お値打ちの旅が出来るLCCは魅力的ですが、機内食や座席指定、預け荷物それぞれが有料であったり、変更に思わぬ手数料が発生したり、取り消しが出来ないといった思わぬ落とし穴に注意が必要です。
ただ、しっかりと理解した上で利用すればアジアやハワイを中心に、とっても安い運賃で旅を叶えてくれるのがエアアジアです。是非とも有効活用したいものですね(^^)
実際にエア・アジアを利用した体験をまとめてみました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。