タイ

【実体験】タイ・エアアジアXでセントレアからバンコクへ

格安航空会社=LCCは安いけどシートが狭い、座席が倒れないといった苦痛なイメージが付きまといます。

国内線や2〜3時間の飛行距離であれば我慢できるけど、東南アジアまでの6時間となるとちょっと利用するのをためらいますよね。

でも、タイ・エアアジアXはそんな従来のLCCとは少しだけ、一線を画する機材を使った航空会社なんです。

今回、そんなタイエアアジアXのセントレア⇔バンコクのフライトを利用した実体験をレポートしたいと思います。

ちなみにエアアジアグループの運賃や取消料はこちらにまとめています。

エアアジアの各種料金や手数料を詳しく調べる|思わぬ落とし穴に注意大手LCCとして、国内線・国際線を問わず利用する機会の多いエアアジアグループ。 格安でチケットが購入できるのは嬉しいですが、ホーム...
この記事でわかること
  • タイエアアジアXとは一体どんな航空会社なのか?
  • チェックイン手続きや荷物制限は?
  • 実際に乗った感想や機内の様子

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タイ・エアアジアXって一体どんな航空会社

タイ・エアアジアXは、バンコクのドンムアン空港を拠点にしている格安航空会社です。

ぺんさん
ぺんさん
よく聞くエアアジアとはなにか違うの?

マレーシアに本拠地を置く、アジア最大の大手LCCであるエアアジアは、日本にも数多く就航しているので名前は聞いた事があるのではないでしょうか?

タイ・エアアジアXは、そんなエアアジアの子会社でセントレアを拠点とするエアアジア・ジャパンとも兄弟関係となります。

今回利用した中部以外の路線は、成田・関空・千歳に就航(2019年7月には福岡も予定)していて、日本とタイを往復2万円台で行けるお値打ち感から、格安で東南アジアに行ける為、若い世代を中心に人気の航空会社です。

エアアジアのXブランドはもともと中・長距離路線がメインの為、機材も大きくビジネクスラスに当たるシート(プレミアムフラット・ベット)もあったりと、LCCの中でも比較的座席がゆったりした飛行機を持つのが特徴です。

今回ご紹介するタイ・アジアX以外にも、LCCながら関空⇔ハワイ路線に就航して話題となったエアアジアXとも兄弟関係。中長距離路線に特化しているので、従来のLCCと比べて大型機材が多く、座席に余裕が出るのが嬉しいですね(^^)

チェックインから搭乗までの実体験

今回はパッケージツアーを利用だった為、事前のWebチェクインなどは行わず、直接空港のカウンターでのチェックインです。

エアアジアのチェックインや荷物制限の詳細はこちらの記事でまとめました。

エアアジアのチェックイン方法と荷物制限の注意点をまとめてみたアジア最大のLCCとして利用する事も多いエアアジア。今回はそんなエアアジアグループのチェックインのやり方や、荷物サイズや重さの制限につい...

LCCの場合、座席指定や機内食、預け荷物の対してそれぞれ追加料金が掛かるのが一般的で、エアアジアグループも例外ではありません。が、今回のパッケージツアーでは自動的に「バリューパック」と呼ばれるセットプランが付いていたので、レガシーキャリアと同じ感覚でのチェックインとなりました。

チェックインカウンターは3時間前からオープン、混雑は無く直ぐに順番が回ってきました。(ちなみに出発の1時間前には問答無用に終了となるので注意しましょう)

eチケットは無くカウンターでパスポートを提示すると、レシートの様なペラペラの搭乗券が発券されます。バリューパックのおかげで一人20kgまでの荷物がサービスあり、あっさりと預けてチェックイン終了。ちなみに座席の指定は旅行会社側で勝手にされていました・・・

そして、いざ搭乗ゲートへ。

LCCの宿命かバス移動のゲートです・・・

機内の様子や設備はどんな感じ?

今回お世話になるA330です。このサイズなら6時間フライトでもなぜか安心感が(^^)

実はこの機材、シンガポール航空のお古を再利用しているんです。機内ではそこかしこに再利用の面影が垣間見えますよ。

搭乗すると前方席はビジネスクラスに相当する「プレミアム・フラットベット」が。結構満席でした。あとで金額差を調べて見ると往復で7万円台なので、プラス約5万円で乗ることが出来るんですね。

30席ほどでしたがこの日は満席。レガシーキャリアのビジネスとは違い、豪華な機内食やアルコールが出るわけでは無く(水と通常の機内食1回はついています)、エコノミーとの差は座席の大きさと毛布が付くかどうかのみです。

エアアジアXのプレミアムフラットと比較すると少し見劣り感が否めないですね。↓

 

さて、我々の利用するエコノミー席に到着。座席はこんな感じで2x4x2配列です。

シンガポール航空の名残から、フットレストあるLCCとは思えない広めの座席。リクライニングも可能です。ただモニター、USBコンセントはありますがこれは電源が通っていないので使えません・・・

機内食サービスや持ち込みは?

いざ離陸。レガシーキャリアであれば、シートベルトサインが消えるとすぐにドリンクサービスが始まりますが、LCCのタイ・エアアジアXではしばらくはCAさんが全然回ってきません(笑)

放置プレイの間、機内食やドリンクのパンフレットを眺めてみます。

アジア飯を中心になかなかのラインナップ、アルコールもビールとワインがあります。

機内食やドリンクのサービスが始まったのは、離陸後2時間ほどあと。(なぜそんなに遅いのかわかりませんが・・)購入者のみに機内食を配る為、CAさんが座席番号と搭乗者名を一人ずつチケット確認しながら行うので、かなり時間が掛かります。

機内食を予約していない場合でも、このタイミングで現金で購入する事ができます。

バリューパックの特典で付く機内食は選ぶ事ができず、この日はグリーンカレーでした。

ちなみに帰りは照り焼きチキンでした

量はかなり少なめで、この機内食のみを当てにしていると6時間かなりひもじい思いをする事間違いありません。搭乗前にしっかりと食べるか、機内に何か持ち込む事をおすすめします(^^)

食事や飲み物の持ち込みについては、特にCAさんに咎められる事はありませんでした。ただアルコール類はHP上でも禁止と書かれています。こっそり持ち込んで飲んで、注意されるのも恥ずかしいので止めましょうね(笑)

定刻どおりにバンコクのドンムアン国際空港に到着。

入国審査はスワンナプーム国際空港と比べてガラガラで、とても早く通過出来るのですが、預けた荷物が出てくるまで30分以上待たされてしまいました。これもLCCの宿命と諦めるしかありません。

タイ・エアアジアXの搭乗体験まとめ

以上、実体験をレポートさせて頂きました。

率直な印象としては、値段とのバランスを考えればある程度の納得感はありました。好印象の部分では、LCCながら座席幅は全く問題なく快適な広さであった事と、CAさんがモデルみたいな派手な雰囲気だった事(笑)

逆にちょっとつらいのが、料金体系のわかりにくさと機内食を含むサービス面のショボさ。個人旅行で移動できればOKという方にはイイですが、小さな子連れや飛行機移動自体を楽しみにしている方にはやはりレガシーキャリアをおすすめします。

ぺんさん
ぺんさん
次回はプレミアム・フラットに乗りたいな

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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