考え方や生き方

ピンチはチャンスって本当なの?【新型コロナに負けない】

コロナウイルスショックにより、いま旅行業界は深刻なダメージを受けています。

私の運営するブログ旅行系ブログもご多分に漏れず、2月以降のPV&アドセンス激減で、ほぼ壊滅状態になってしまいました。

いま旅行に関する検索なんて発生しませんもよね・・・

そんな中ブログ運営について思っている事は・・・

  • コロナウイルスに関する部分で旅行の記事は書けないか?
  • 旅行と違うジャンルで記事を作成してみようか?
  • リライトの時間に充てよう
  • いっその事、旅行系ブログを諦めてしまおうか?

>>(関連記事)【旅行系ブログは終了】ムダなあがきはやめましょう

なんて、立て直しを図るべく試行錯誤の毎日ですが、巷では「ピンチはチャンス」っていう言葉が飛び交っています。

果たして本当にチャンスなのか、今回はその意味を深堀りしてみたいと思います。

ピンチはチャンスは正しい

結論から言うと「ピンチはチャンス」は、圧倒的な方々にとって正解の言葉です。

正しくは「(これまでの既成概念が通用しなくなる)ピンチは(自分の中の新しい可能性を押し広げてくれる)チャンス(を連れてきてくれる)」から正解、だと私は考えます。

なぜピンチはチャンスなのか?

そもそも、人は上手くいっている時にその考えや行動を変える事はしません。というか変える思考そのものに至りません。

絶好調のエースピッチャーが、急に投球フォームを変えたりはしませんよね

つまり逆を言えば「人が変わる必要性を感じる時は、ピンチに立たされている時にしか起こらない」とも言えます。

(だから日々から自己研鑽している聖人君主のような方には、ピンチはチャンスにすらならないのですが・・・)

なので、私の様な凡人にとって「ピンチこそ今の自分を強制的に変えれる最大のチャンス」だと言えます。

ピンチはチャンス=強制的に自分を変えてくれる唯一の機会

チャンスに変える人の思考とは

でも、ピンチに立たされた時に口を開けて待っているだけでは、勝手にチャンスが転がり込んで来ることは無いですよね。

ピンチをチャンスに変えるには、言うまでもなく「自分の意思と行動力」が必要です。

ピンチに陥ったとき、自分の足で一歩踏み出す行動をした人にだけ、結果的にチャンスが運はばれてくる

では、ピンチをチャンスに変える人の思考とは、いったいどのようなものでしょう。

ピンチがピンチのままの人の特徴
  • ピンチを周りや他人のせいのする
  • ピンチになっている理由を知ろうとしない
  • どうせ無理だとすぐに諦める
  • 自分で行動せずに他人にまかせる
  • 冷静な分析ができない
  • これまでの思考や行動を変えようとしない
  • 成功体験にしがみつく
  • 自分の変化を求めてない
  • 新しいチャレンジに興味をもたない
コレじゃピンチじゃなくても駄目人間ですね(笑)

ただ、よくよく考えると、あなたもいくつか当てはまる事はありませんか?

人間なかなか変わる事が出来ないですよね

人は元来、変われない生き物です。

なぜなら、変化には膨大なエネルギーが必要だから

では、大量にエネルギーをが必要な変化という行動に対して、ピンチという強制的な力がブースターになると思えばどうでしょうか?

そう考えることで少しだけ今の思考を変化させて、チャンスへと転換してゆけませんか?

チャンスに変えれる人の思考
  • すべての事は自己責任と捉えれる
  • 必要以上に嘆かない
  • 必要以上に前向きになりすぎない
  • ピンチとなっている問題点を理解しようとする
  • 変化する良い機会だと割り切れる
  • 今までの延長線で物事を考えない

変化するためには「現状を冷静に把握して、その中で次の一手を自分で考え、自己責任で次に進む」思考が大切になってきます。

マザーテレサの名言が、まずは思考を変えることの大切さを教えてくれます。

思考には気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉には気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動には気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣には気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格には気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

チャンスに変える為の具体な行動とは

では、具体的にピンチがチャンスになる行動を3つ上げてみます

  1. ピンチで上手く行かなくなった事を論理的に考える
  2. その中で今出来る事を書き出してみる
  3. 過去を振り切り、思い切って新しい事にチャレンジする

ピンチに立った時、これまでの延長線上ではチャンスは巡ってきません。

ピンチで上手く行かなくなった事を論理的に考える

なにが駄目だったのか冷静に分析することで、新しい発想が生まれてきます。

お家で過ごす時間がたっぷりある今だからこそ、これ迄のご自身の思考やビジネスを棚卸しして、具体的に書いだしてみるのも良いですね。

そこから、思いも寄らぬムダや新たな気付きが見えてくるかもしれません。ピンチは思わぬ落とし穴を発見させてくれます。

その中で今出来る事を書き出してみる

思考の棚卸しが済んだら、その反省を生かして具体的に次の目標を書いてみます。

目標が決まれば、「そのために何をすべきか」という具体的なアクションにつながってきます。

過去を振り切り、思い切って新しい事にチャレンジする

いまのコロナショックの中で「今できること」を考える方も多いのでは?

私が違和感を感じるのが「コロナが収束したらすぐに行動出来る準備を」といった類の発信に関してです。

  • 収束したら元通りに再開できると思っているの?
  • それでは結局同じことが起こった時に対応出来ないんじゃないの?
  • そもそも収束するの?

>>(関連記事)最悪な状態をイメージする【次のステップに進むための思考】

ピンチに立たされた時、延長線で考えない事がチャンスに変える為には一番大切です。

「ピンチから這い上がるチャンスは、ピンチになる前に考えていたことからは生まれない。苦しみに鍛えられ、それが薬となって、次の対策が生まれる。」(松下幸之助)

パナソニック創業者の松下幸之助さんの名言から学べる様に、今のコロナピンチで一番チャンスな事とは、これ迄の既成概念をぶっ壊して、新しい価値や方法を探しにゆく事ではないでしょうか?

まとめ

今回のコロナショックはあらゆる面で折角の大転換期です。

ピンチはチャンスを言葉だけに留めず、しっかりと思考して、具体的な行動に移して行きたいですね!