コロナショックで、世間は様々な不安が渦巻いていますね。
それもそのはず、
未知なるウイルスの恐怖に脅かされ出口は全く見えず、いつになったら平穏な世の中が訪れるのか、誰にも解らない状態。
- 国が休業の保証しろ!
- 現金給付はどうなってるの〜
- クラスター?ロックダウン?日本語で行ってよ
なんて、皆さんその不安のはけ口に、他人まかせな発言ばかりしています。
翻って私自身も仕事は開店休業、ブログもPV激減とコロナショックで散々です・・・
でも愚痴っても何も変わらないので、少しでも未来に進める様に、必死でトライ&エラーを繰り返している最中です。
そんな中でふと浮かんだキーワードとは、
「最悪な状態を想定する」
です。
「考え得る絶体絶命をあらかじめ想定していれば、なにも怖くない」
今回はそんな、最悪を想定することの大切さについて書いてみます。
決して悲観的ではなく、正しい準備をしようってお話です。
- 想定の範囲が広がることで生まれる心の余裕
- 思い切った次の行動に進むことが出来る
それぞれ詳しくみてゆきます。
最悪を想定することで生まれる心の準備
まずは「想定の範囲を広げる」ことのメリットについてです。
多く集まる人(=大衆)は「自分だけは大丈夫」って楽観的に考える生き物の様です。
「赤信号みんなで渡れば怖くない」なんてのは、象徴的な言葉ですよね。
でも、コロナショックに見舞われたココ数ヶ月間を思い出して下さい。日に日に状況が悪化するなかで、みなさんも心の中では()を思ってませんでしたか?
1月:コロナ発生(春節で中国人観光客が大賑わいだけどまあ・・・)
2月:ダイヤモンド・プリンセス(隔離されて大変そうですね)
3月:休学措置・テレワーク(急にそんなこと言われても準備が)
3月:オリンピック中止(来年ならコロナ収まってるからいいんじゃない)
4月:非常事態宣言??(・・・)
「まさかこんな事になるなんて(=自分にもこれほど影響受けるなんて)」と思う一方で、どこか他人事だと思ってました。でも現実にじわじわと追い込まれていて、気が付けば自分の間際に迫っている状況です。
ごめんね、しつこいのわかってるんだけど、インスタで読んだ記事があって、これ読んでから今回の件との向き合い方が変わりました。シェアさせてー!イタリアでどんな風に感染拡大したか、簡易的に日本語に訳してみたからみんな見てみて!間違ってたらごめん! pic.twitter.com/Cev6klGTph
— 柳喬之 takayuki yanagi (@yanagitakayuki) March 27, 2020
恐ろしい話ですよね、改めて油断せずに肝に命じたいと思います。
ただ、こんな状況でも「世の中、夏までには日常生活に戻っている」って考える方が多くいます。
決して「下ばかりみろ」とか「悲観的になれ」っていう後ろ向きな思考ではないですよ。
大切なの「心の準備」をもっているかどうかって事。最悪な状態に備えておけば、今後なにが起きても「想定の範囲内」で乗り切れるんです。
思い切った行動に踏み切れる
次の最悪を想定することで得られるメリットは「次の一手にすぐ動ける」ってことです。
例えばオリンピック開催問題を例にすると・・・
結果的に来年への延期がきまりました。で、決まった直後から
- 代替日程はいつにするか?
- 選手選考はやり直すべきか?
- チケットは払い戻すの?
といった、次に向けての具体的な作業や調整に世の中が進み出しました。
もし、未だに実施か中止か迷っていたらどうなっていたでしょう。次に決めなきゃいけない他の判断にも影響が出ていたはずです。
最悪な状態がはっきりすることで「仕方がない」といったモヤッとした期待が消え、次の一手に進むことが出来ます。
思い切った行動にシフトする事も可能です。
最悪なシナリオを考えてみよう
で、今のコロナショックで最悪な場合って何でしょう?
- 夏頃に収束すると思っていたけど、今の状態が2020年中ずっと続きます
- 医療機関も崩壊、みんな感染を恐れて外出なんてもってのほか
- 日用品の買い占めも日常茶飯事に
- サービス業を中心に軒並み倒産の嵐で大不況
- 日本どころか世界中がパニック状態から抜け出せないまま
じゃ、本当にそうなったときどうすべきか。
なってから慌てるのでなく、今のうちから準備しておきましょう♪