「人はなぜ旅にでるのか?」
皆さんはどんな理由で旅にでかけますか?
旅への欲求なんで人それぞれ、その数だけ理由があって一括りには出来ないもの。
では、旅が好きな自分自身はどんな欲求が源泉となっているのか?
ちょっとだけ考えてみました。
これから旅に出かける方の少しでもご参考になれば幸いです。
ぼくらが旅に出る理由
こちらにも書いたのですが、私が考える旅に出るメリットって2種類あると思うんです。
それは単純に好奇心や欲求を満たすための「1次的なメリット」と、旅をした事で初めて生まれてくる思いがけない出来事である「2次的なメリット」の2つ。
例えば「知らない物を知りたい」や「そこでしか体験出来ないものを経験したい」といった旅する事で単純に得られるものが1次的メリット。
2次的メリットっていうのは、そこから一歩踏み込んで「旅を通じて自分の視野が広がった」や「未知のものに触れることで価値観が変わった」なんていったもの。
よくバックパッカーが「インドを旅すると人生が変わる」なんて言ってるのを聞きますが、これがまさに2次的メリットですね。
では、最初からこの2次的メリットが得たいがために旅に出かけるのでしょうか?
答えはNOです。
旅に出る理由なんでそんな深いものではなく、「あれが見たい」「これがやりたい」っていう単純な好奇心から生まれるもののはず。
そこを少しだけ深く掘り下げて考えてみると、私の場合3つの理由が出てきました。
全然関係ありませんが、オザケンのこの曲が大好きです(^^)
1.旅先を五感で感じるために出かける
旅に出る理由の一つ目。それは体全体でその場所を体感する事。
「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので、雑誌やテレビでは感じる事が出来ない経験にこそ、旅の醍醐味と魅力があります。
例えば「ハワイに着いた時、飛行機を降りた瞬間に感じるムッとした感じ」だったり、「アジアの街を歩くと漂う排気ガスや食べ物が混じった匂い」なんかがそれ。
きれいな景色やイメージは雑誌の写真や映像を見ればわかりますが、その裏にあるすべての情報を含めて感じる、言うなれば「街や人や食べ物、気候や匂いといったすべてを五感すべてで立体的に体験する為」に、旅に出かけるのではないでしょうか?
旅のあるあるに「現地で飲んだビールを、日本に持ち帰って飲むとなんだか味が違う」なんてのは、現地の気候や食べ物、雰囲気と言ったこの五感が足りないからでしょう。
2.自分の常識は世界の非常識!?
常識なんで自分で決めたもの。
自分のあたりまえなんて所詮、周りの狭い世界が決めたちっぽけなもの。日本では考えられない事ばかりだと旅は教えてくれます。
時間にルーズな事であったり、宗教や風習の違いであったり、旅先ではいくら自分がイライラしたって無駄なことばかりと実感させてくれます。また、そんな未知の経験が新たな発見やこれまでの自分の周囲への感謝を思い出させてくれます。
旅に出て自分の常識を壊してみよう!
3.非日常の刺激を求めて
旅の最大の魅力は非日常が体感できること。結局これを得たいがためにお金と時間を使って旅行に出かけるんですよね。
日常生活のストレスや疲れから開放されて、リフレッシュ出来るのが旅の目的という方も多いのでは?
でも、本当は旅が日常がになる人生が一番目標なんですけどねー(笑)
まとめ
人生は一度きり。体力的にも今しか出来ない旅は沢山あります。
旅の初日、空港に行くと感じるなんとも言えないあの「高揚感」が私は大好きです。その理由を言語化してしっかりと確認してみると、その旅がより一層充実したものになるのではないでしょうか?
今回も最後までお読み頂きありがとうございます(^o^)丿