こんにちは、こうじです。
今年は3月に北海道新幹線も開通。
九州から北海道まで、日本全国どこでも電車で行ける様になりました。
旅行や移動の際に飛行機か新幹線、どちらを利用するかの選択肢が増えた事は
便利なのですが、何を基準にどちらを選べばよいのか?
少し考えてみたいと思います。
飛行機と新幹線を選ぶ基準とは?
まず、飛行機と新幹線を選ぶ基準はまずは2つから判断します。
①所要時間はどちらが早いのか?
②金額はどちらが安いのか?
4時間の壁
一般的に移動時間として新幹線に優位があるのは、4時間と言われています。
新幹線の場合、基本的には都市の中心に駅があり、郊外に立地する空港と比較して出発・到着時の移動ロスが少ない事が最大のメリットです。
また、出発の1分前にでも駅に付ければ問題ないので、遅くとも出発の15分前にチェックイン手続きのある飛行機に比べ、乗る際の手続きが簡単な点も鉄道の優位性です。
上記の利点を含め、それでも新幹線利用が4時間以上掛かってしまう場合、飛行機を選ぶ可能性が高いデータがあります。
これを通称「4時間の壁」と言います。
新幹線と飛行機のシェア争いには「4時間の壁」というのが存在している。
新幹線で5時間近くかかる場合の新幹線のシェアは10%以下になる。逆に新幹線で4時間程度の距離の場合は50%以上となる。
— @abeccc (@abeccc) 2017年12月23日
割引き航空運賃の優位性
続いて金額面ではどうでしょう?
新幹線の場合、金券屋などで安いチケットを手に入れるのはともかく、JRの場合割引運賃は、往復割引や団体割引以外に安くする方法がありません。
対して航空会社は、特割・早割と言った早期割引に加えてネット購入で多種多彩な割引き運賃があり、むしろ定価で乗る人がいない状況です。
移動日が決まっていて、よほどの事が無いかぎり取消・変更がない人にとって、飛行機のメリットは大きなものになります。
東京⇔大阪はどっち?
では日本一の激戦区となる東京⇔大阪を具体的に見てみます。
新幹線のぞみで東京ー新大阪は2時間33分
対して飛行機は羽田ー伊丹は約1時間
これに空港での手続きを30分と、空港までの移動1時間をプラスすると時間的には互角です。
そうなると金額の比較ですが、割引運賃がある飛行機で最安値の9,990円~12,190円(※1)
と新幹線の13,620円と若干ですが飛行機に優位性があります。
ただ所要時間同様に、ほぼ互角の勝負であり本数の多い新幹線か、早めの予定が立つ前提ですがお値打ちな飛行機かはその時々で利用するケースが変わってきそうです。
(※1)2016年12月現在の運賃
まとめ
新幹線・飛行機のどちらも、旅行や移動の際に大切な手段です。
外の風景を眺めながら、あえて少し時間がかかっても列車移動が好きな人。
短時間での移動メリットは勿論、思い掛けずお値打ちに移動が出来る飛行機を選ぶ人。
当然ですがどちらも一長一短がある中で、選択の幅がどんどん広がる事が
僕たち利用者が願っている事ですね。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます!(^o^)丿