こんにちはです。
サンフランシスコ国際空港から市内へ移動するには、BART(バート)と呼ばれる地下鉄が、渋滞も無くリーズナブルで便利です。公共交通機関が発達しているサンフランシスコならではの移動方法といえますね。
今回はそんなBARTの乗車方法と、実際に使ってみた感想を詳しくご紹介します。
BART(バート)とは?
BARTとは”Bay Area Rapid Transit”の略で、地下や地上を走っている鉄道です。
車社会のアメリカでは珍しく、都市型の近郊電車で空港から市内はもちろん、郊外の観光などの移動にも利用出来るのが特徴で、2004年にはアメリカの中で一番優秀な輸送システムであると認定もされた交通機関です。
路線は全部で5つあり、サンフランシスコ国際空港からは、黄色のピッツバーグ/ベイポイント行きに乗れば、乗り換え無しの30分で市内中心部のダウンタウンに行けます。
この路線、朝4時台から夜24時台まで、およそ20分間隔で運航しています。
サンフランシスコ空港のBART乗り場
空港に到着してターンテーブルで荷物を受け取った後、BARTの表示に従って進んで行けばOKです。サンフランシスコ国際空港は巨大なの為、各空港ターミナル間をエアトレインと呼ばれる無料のトラムが繋いでいます。
ターミナル間をつなぐエアトレインの駅に到着。
エアトレインに乗ってBART駅を目指します。
BARTの駅があるのは「Garage G」なので、こちらで下車して改札に向かいます。
チケットの買い方と乗車方法
改札に到着したら、手前にある自動券売機でBARTの切符を購入します。
が、このチケット購入がBART最大の難所なんです・・・
そのあたりの詳細はこちらでご紹介しています。
↓↓↓
ここではザクッと購入までの流れを説明。
1:目的地までの運賃を確認
2:券売機にお金を投入(大きな紙幣は使えないので注意)
3:券売機のパネルを操作してチケットを購入
4:チケットを改札に入れる(ICのタッチ式ではありません)
5:電車に乗る
実際に乗ってみた感想
ここからは、実際に乗車した感想や注意事項をご紹介します。
空港のBARTホームは、改札を通り抜けてエスカレータで下がった場所にあります。
空港からの列車は基本的に始発なので、ホームに停まっている列車に乗れば市内中心部方面の列車です。始発と言うこともあり最初はガラガラですが、中心に向かうほど混んでくるので、大きなスーツケースがある場合には、置きやすい場所の席を確保しましょう。
また、幾つか思った注意事項をまとめてみました。
1:アナウンスが無い
出発時のホームで車内でアナウンスが無く、突如としてドアが閉まり出発します。電車無い荷物を置いて写真を撮ったりしてると、置いて行かれるので注意。また、列車内のアナウンスも無いので、降りる駅としっかりと見ておく必要があります。
2:思ったより急発進や急停車する
日本の電車と比べ発着時の加速やブレーキが荒っぽい印象です。キャスター付きのスーツケースなどは、しっかりと手で持っていないと転がっていってしまいます。(スーツケース専用の荷物置き場は列車にはありません)
3:治安に関しては気をつける
他の都市の公共機関と比べ比較的安全とは言え、やはりアメリカである事を意識しましょう。ひったくりや置き引きなども発生している様なので、居眠りしていてスられるなんで事にならない様に気をつけて。
そうこうしている内に、目的地のモンゴメリーストリート駅に到着。
乗車券を通して改札を出る際に、チケットが戻ってきますので忘れずにとりましょう。次に乗る時はこのチケットにチャージすればOKです。
空港からと言うことでスーツケースの持ち運びが心配でしたが、駅にはエスカレーターあり地上までも問題無く動くことが出来ました。
まとめ
空港からの移動で便利なBARTをご紹介しました。
チケットの購入方法が少々複雑ですが、リーズナブルで時間も読めるので、どんどん活用してサンフランシスコ滞在の時間を有意義にしたいですね。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます(^o^)丿