こんにちは。
日本航空の国際線のWEBチェックインについて、実際にやってみた時の疑問点や注意点をご紹介してゆきます。
今や主流となっている事前のWebチェックインですが、実際にやってみると出来なかったり解りにくい点が幾つか出てきます。
今回は、そんな疑問を解決したいと思います。
- パッケージツアーでもWebチェックインは利用できる?
- Webチェックイン事前登録って何?
- Webチェックインした場合の当日空港での手続きは?
それでは、日本航空(国際線)Webチェックインの疑問点について見てゆきましょう。
Contents
Webチェックインの手続き
ちなみに、日本航空(国際線)でチェクインする方法は以下の3つがあります。
- 事前にウェブチェックイン(国際線QuiC)
- 当日空港での自動機でのチェックイン
- 当日空港での航空会社カウンターでのチェクイン
以前は出発当日に、空港の航空会社のカウンターに並び、チェックインをするのが当たり前でしたが、ここ数年は各航空会社ともWebチェックインが主流になってきました。
今回ご紹介するのはそんな①番のWebチェクインについてです。
Webチェックインのメリットはこちらの記事をどうぞ(^^)
特に事前に座席指定ができる点がポイントで、是非覚えておきたい手続き方法ですよ。
この記事では、Webチェックインをする際の疑問点を紹介しているので、具体的な作業方法については割愛させて頂きます。
手続き自体はとても簡単なので、詳しくはJALホームーページをご参照ください。
パッケージツアーでもWebチェックインは可能?
まず最初の疑問点は「誰でもWebチェックインが利用できるの?」って所です。
というのも、旅行会社で航空券を購入したり、パッケージツアー等で申し込んだ場合、Webチェックインが利用ができるか?って所がイマイチ解りにくいんですよね。
JALのHPを見ると、基本的に「eチケットを持っている搭乗者すべて」がWEBチェックインの対象になると記載があります。
そうです!基本的にはパッケージツアーでもWebチェックインは利用できます!
ただし、以下の方は対象外とも書かれています。
- 予約記録に同日・同一空港発の予約便をお持ちの場合
- ご搭乗に際してお手伝いが必要なお客さまがいらっしゃる場合
- 一つの予約記録に同姓同名の方がいらっしゃる場合
- JAL便の予約番号が入力されなかった場合
- 認証番号をお持ちのツアーのお客さまで、認証番号が予約記録に登録されていない場合
- 一部対象外ツアーをお買い求めの場合
- 予約変更などによりeチケットの航空券情報が最新でない場合
- 米国行きのお客さまで有効期間内の米国査証(米国ビザ)をお持ちの場合
- 国際線航空券に含まれる日本国内区間で旅程第1区間が日本トランスオーシャン航空ご利用の場合
一番気になるのは④〜⑥の3点ですね。ここが実にグレーで解りにくい部分ですが、実はこんなからくりがあるからです。
パッケージツアー等で利用する為、旅行会社が仕入れたチケットは、航空会社のホームページから予約する個人チケットとは予約方法が異なります。
その為、予約記録はJALの予約番号とは別に「認証番号」と呼ばれる記録で搭乗者名と紐付いています。これが④・⑤に記載されるいる一部利用出来ないパターンの原因です。
また、添乗員付きツアーや団体旅行では、旅行会社が事前にまとめて固まった席を確保、その中で座席を振り分けしているので、航空会社や個人では席を動かすことが出来なくなります。これが⑥に該当する一部ツアーです。
上記の理由から一部のツアーでは利用出来ない場合もあります。が、実際のところ現在はWebチェクインに対応しているツアーが主流となっています。
出発前に旅行会社から送られてくる最終案内に、手続きに必要な予約番号や航空券番号・認証番号が記載されているので、そちらを見ながら手続きしましょう。
最近のパッケージツアーではパンフレットに「Webチェックインが可能」と言った表記も記載されているので、予約の際に可能なのかどうか確認するのがおすすめです(^^)
解りにくい2種類のWebチェックイン記載
次に解りにくいのが、HP上にある2種類のWebチェックインです。
- Webチェックイン事前登録(出発まで24時間以上ある場合)
- 今すぐWebチェックイン(出発まで24時間〜1時間前の場合)
24時間以上あるか無いかの違いだけでしょうか?詳しく見てゆきましょう。
Webチェックイン事前登録とは?
航空券購入後から出発まで24時間以上ある場合に利用できるサービスです。
ホームページ上で、チェックインに必要な搭乗者情報を登録しておくと、出発の24時間前に自動的にチェックインが行われて結果がメールで来ます。ただ、この手続では座席指定や変更が出来ず、変えたい場合は24時間を過ぎた「今すぐWebチェックイン」で行う必要があります。
Webチェックイン最大のメリットである「座席指定が出来ない」のであれば、24時間前の「今すぐWebチェクイン」だけで良い気がしますが・・・。
その理由は航空会社的に、早い段階から搭乗者情報を固める事で、間際のキャンセルリスクを減らし、オーバーブッキングの無い効率的な集客ができる様にする観点から来ています。
これはユーザー目線と言うより、航空会社目線でのシステムかもしれませんね。
Webチェックインはメリットがあるのか?
最後の疑問点は「Webチェックインしておけば空港では航空会社のカウンターに寄らず、そのまま飛行機に乗れるのか?」って所です。
結論としてはOKですが、それには2つの条件があります。
- 手荷物のみで、預け荷物が無い場合
- プリントまたはモバイル搭乗券を持ってること
預け荷物がなければ当日空港での時間メリットがありますが、荷物がある場合には結局通常の空港チェクインと同様に、航空会社カウンターに並ぶ必要があります。
また、国際線の場合にはパスポートと搭乗券の確認が、保安検査や搭乗時に目視で行われる為、国内線のJALタッチ&ゴーサービスと比べるとスムーズ差が欠けるのが否めないです。
日本航空Webチェックインの疑問点まとめ
以上、日本航空(国際線)のWebチェックインでの疑問点をまとめてみました。
結論を言うと、予約の際に座席指定できる航空券を持っていて、当日預け荷物があるのであれば、結局空港カウンターで並んで通常手続きをする必要があるので、事前Webチェックインを含めて利用するメリットが少なそうです。
ただ、旅行会社で購入したチケットも利用も可能な場合が多いので、パッケージツアーなどの参加時に、座席指定で活用したいですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。