世界NO1のエアラインにも選ばれるシンガポール航空。
東南アジア方面への乗り継ぎ路線も充実、利用する機会の多い航空会社ではないでしょうか?ただ、世界一厳しいと言われる税関もありので、出発前にしっかり情報を掴んでゆきたいエアラインです。
今回はそんなシンガポール航空を利用する際の、チェックインから出発までのまとめです。
Contents
チェックイン方法について
シンガポール航空は、通常の空港カウンターでのチェックインの他に、「オンラインチェックイン」と呼ばれるWeb上での事前チェックインが可能です。
出発の72時間前から1時間半前までホームページの下記から手続き出来ます。
上記の記事でも書きましたが、Webでの事前チェックインのメリットは・・・
- 専用のチェックインカウンター(列)があり、並ぶ時間が少ない
- 当日空港カウンターでの手続きがスムーズに
- 事前の座席の指定が出来る
シンガポール航空の場合Web上で事前に搭乗券まで印刷する事が可能で、機内に預ける荷物が無ければ、空港で航空会社のカウンターに並ぶ必要が無く便利です。
荷物を預ける際に注意すべき点
シンガポール航空の荷物規定は次の通りです。
荷物を預ける際に注意すべき点
チェックインの際にスーツケースなど大きな荷物は航空会社に預ける事になるのですが、注意すべき点が2つあります、それは・・・
- 手荷物サイズと重量の制限に気をつける
- 預ける荷物と機内持込にする荷物を分けておく
です。それぞれ詳しく見てゆきます。
①「手荷物サイズと重量の制限に気をつける」
シンガポール航空のサイズ制限は以下の通り。
・受託手荷物(=航空会社に預ける荷物)
「重量」
1個あたり最大32kg以内
「サイズ」
3辺の合計が158cm以内
個数については制限はありませんが、ビジネスクラスの乗客は合計40kgまで、エコノミークラスの場合は30kgまでが無料範囲となり、それを超える場合超過料金が必要です。
スターアライアンス系の航空会社は、スーツケースサイズの158cmルールが一般的になっています。が、はっきり言って預ける際に細かく測ってチェックする事はありません(笑)
見た目であからさまに大きな物でなければ、それほど細かく気にする必要は無いと言えます。
しかしながら、重量についてはかなりシビアです。チェックインの自動化が進む欧米の空港では、1グラムでもオーバーしていると超過料金を取られてしまう事もあります。
・機内持ち込み手荷物
「重量」
1個あたり最大7kg以内
「サイズ」
3辺の合計が115cm以内(縦56cmx横45cmx奥行き25cm以内)
個数はひとり1個までと決まっていますが、免税店で買い物した袋程度の+αは暗黙で許されているようです。
※米国フライトを含む場合は、個数制となるのでご注意下さい。
シンガポールの税関は世界一厳しい?
シンガポールに行く際、一番気になるのは税関の厳しさですよね。
事前の荷造り準備に大きく影響するので、詳しく見てゆきましょう。
たばこの持ち込みについて
タバコに関しては1本から課税対象となり、申告せずに持ち込んだ事が発覚した場合、大変厳しい罰則の規定があるので、充分注意しましょう。
たばこ1本=35.2セント+消費税(GST)7%
⇒一箱20本持ち込む場合には、7.53シンガポールドル(≒600円)
タバコの不法所持=罰金5,000シンガポールドル(≒40万円!!)
※電子たばこについては、シンガポールへの持ち込み自体が禁止されています。
不法所持が発覚した場合にも罰金5,000シンガポールドルなのでこちらも注意です。
実際に訪れた際の肌感覚としては、税関でのチェックが厳しい様には思えませんが、隠そうとせず正直に申告しましょう。
ガムの持ち込みについて
シンガポールへのガムの持ち込みが禁止されています。
不法に持ち込んで発覚した場合には、なんと・・・
罰金10,000シンガポールドル=80万円!!
いつもの癖でカバンの中に入れて持ち込んでしまうと、大変な事になりかねません。
シンガポール航空のチェックインと持込み制限のまとめ
充実したサービスと快適性、安全性で評価の高いシンガポール航空。
搭乗する前から旅の楽しみが膨らむエアラインなので、変な事でトラブルに成らない様、
しっかりと下調べをして出かけましょう。