ホテルを選ぶ際、お部屋からの眺望は大きな選択の基準ですよね。
特にビーチリゾートでは、海が見えるかどうかは重要な問題。
せっかくビーチリゾートのホテルに泊まったのに、部屋から海が見えず反対側だった時のがっかり感は極まりないです。(場合によっては、ホテルを選んだ人が責められるなんてケースも・・・)
じゃあオーシャンビューを選んでおけば大丈夫!?
ちょっと待ってください。海が見えるってこの表現、実は少し落とし穴があるんです。
今回はそんなオーシャンビューの意味や定義と、ビーチリソートのお部屋選びのヒントをご紹介してゆきます。
・オーシャンビューとはどんな部屋タイプかわかる
・タイプ別の表現と金額がわかる
Contents
ホテルのオーシャンビューの定義とは
よく耳にするオーシャンビューとは、いったいどんなお部屋の事なのでしょうか?
オーシャンビューとは窓から海が見えるお部屋という意味です。
ただ、一口に海が見えるといっても、正面に海がドーンとみえるのか、建物の間にちらっと見えるかで印象が大きく変わりますよね。
大手旅行会社HISのHPではこんなふうに定義付けされています。
オーシャンビュー(Ocean View)とは、ホテル客室から海が見えるという意味です。ただし、客室のどこの場所からも海が見える、というわけではなく、客室のどこかからは海が見えるという意味になります。つまり海に近い立地で窓の外が全て海の場合や、海から遠い立地で、ビルのすき間から海が見える場合でも、海が見える客室に分類されます。
旅行会社によって基準が曖昧ですが、一般的には客室の窓から50%程度海が見えればオーシャンビューだと定義されていて、海が見える割合がそれ以下の場合は、後述するパーシャルオーシャンビューとなります。
つまり「お部屋の眼の前から海を一望!」などと過度に期待をして訪れると、がっかりする場合があるのがオーシャンビューなんですね。
オーシャンビューのお部屋選びは階数も重要
旅行会社やホテル(=売る人)と実際に泊まる方(買う人)とのイメージで、ギャップが起こりやすい「オーシャンビューという表現」ですが、お部屋の階数も大切です。
ここで、オーシャンビューでがっかりしている方をみてゆきます。
ハワイ到着〜( ゚∀゚)o彡°青い空!白い雲!青い海!邪魔な木!!おらああああ! pic.twitter.com/eneTAq2Owr
— うーこ (@u__ko) 2013年6月17日
プリンスワイキキのオーシャンビューのお部屋からの写真ですよ。低層階なので、モアナサーフライダーが邪魔して海は正面ですが、パーシャルでした。高層会でも遠いから、オーシャンフロントとは違うのではないかと思います🥺とにかく海との間にいくつか建物があるのです😥💦 pic.twitter.com/hSeGFsXFR7
— あまおう🍓 (@amaostrawberry) 2019年5月27日
ホテル選びのには、見え方のカテゴリ以外にも、お部屋の階数が重要な要素になる場合があります。当然低い階層では、何がしらの障害物に邪魔される確率が高くなりますよね。
予約する際には、どの程度海が見えるのかしっかりとお部屋の階数を確認してゆく必要がありそうですね。
ビーチリソートのお部屋カテゴリー
オーシャンビュー以外にも、料金によって様々なカテゴリーがあります。
旅行会社のパンフレットやホテルの予約サイトでは、料金差をつけることで予約時にお部屋からの眺望を選べる様になっています。
眺望について料金順に大まかに分けると以下の通りです。
【値段が高い】オーシャンフロント>オーシャンビュー>パーシャルオーシャンビュー>シティビュー>部屋指定なし【値段が安い】
それぞれ詳細をみてゆきたいと思います。
オーシャンフロント
文字通り海が目の前の客室で、建物や木などで遮るものがなく一面に海が見渡せるお部屋です。眺望以外にもオーシャンビューとの大きな違いは、ホテルの建物自体が海岸沿いに立っている場合が多く海までの距離が近いこと。
ビーチリゾートの雰囲気を満喫したい方はこのタイプを選びましょう。
パーシャルオーシャンビュー
パーシャルとは日本語で一部や部分的という意味。つまり一部(=ちょっとだけ)海が見える客室という意味です。
「少しでも海が見えるなら良いじゃん」って方もいるかもしれませんが、お部屋の窓ではなくバルコニーから顔を伸ばしてチラッと海が見えるだけでもこのカテゴリーになるので、ほぼ海が見えない場合も覚悟して選びましょう。
ちなみに、海側の部屋指定無しという表現もこのコテゴリに含まれます。
シティー(マウント)ビュー
ビーチリゾートの中でも海と反対側の眺望になります。
眺望以外の間取りやサービスは同じで、金額的にはお値打ちになるので、海が見えなくても泊まるだけと割り切る方にはオススメです。滞在先によっては町側の夜景が見えたりして、以外とありかもしれませんね。
部屋指定なし
文字通りどの客室になるか当日までのお楽しみという客室ですが、基本的にはスタンダードルームで人気の無いお部屋(=眺望はあまり期待出来ない)タイプとなります。パッケージツアーや団体旅行の場合このカテゴリーとなる場合が多いです。
カテゴリーごとの目安になるお値段は?
カテゴリーによってどの程度の料金差がるのか気になります
それぞれの料金差をハワイのシェラトン・ワイキキで見てみます
★☆スタンダードルーム 26㎡ 2019年7月5日(金曜日)宿泊の場合☆★
シティビュー | 39,960円〜 |
---|---|
パーシャルオーシャンビュー | 45,839円〜 |
オーシャンビュー | 46,883円〜 |
オーシャンフロント | 47,784円〜 |
DXオーシャンフロント | 58,510円〜 |
階数やそのほかの眺望でも変わってくるので、組み合わせは多岐になりますが、同じ部屋を前提にした場合は、海側指定であれば思ったほど金額差が無いみたいです。むしろ料金に差が出る場合は、お部屋の広さや階数、建物の新しさなどの方なんですね。
オーシャンビューの定義についてのまとめ
オーシャンビューの意味と注意点について紹介しました。
ビーチリゾートのお部屋を選ぶ際には重要なキーワードです。しっかりと事前に表現の詳細を理解して納得した上で予約をしましょう。
みなさんの旅がより満足のゆくものになることを願っております(^^)
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。