毎年冬場はインフルエンザが猛威を振るっていますよね。
楽しみにしていた旅行の直前にインフルエンザになってしまったら・・・
そんなインフルエンザでの飛行機搭乗についての、疑問や対処法について今回はご紹介したいと思います。
旅行前にインフルエンザの疑いがある場合
まず最初に前提として・・・
インフルエンザに感染している場合、残念ながら飛行機に乗れません!
風邪とインフルエンザは症状も似ていて、自分ではインフルエンザかどうか判断が付かないものです。楽しみにしていた旅行ともなると、なんとか行きたい気持ちもあり、黙って飛行機に乗ってしまう方もいるようです。
が、必ず検査を受けて下さい!!
飛行機の中は乾燥しているので、ウイルス感染しやすい環境にあります。
その密閉された空間には、抵抗力の弱いお年寄りや子供もいて、感染を拡めてしまう恐れがあります。自分勝手な考えから、安易な気持ちで飛行機に乗ることは絶対に避けましょう。
どこまで回復すれば飛行機に乗れる?
日本の航空会社はインフルエンザの対応判断を「学校保健安全法」に沿って設定しています。
その学校保健安全法によると・・・
出席停止期間をインフルエンザ発症から5日経過し、から解熱してから2日(幼児は3日)経過してからとしており、航空会社の規定もこちらに準じた物になっています。
ただANAとJAL両社とも「航空会社が所定する意志の診断書を提出すれば、乗ることができるかも」という条件書いてあります(診断書を出せば絶対乗れる訳ではないのでご注意)
状況によっては航空会社と相談が必要かもしれません。
ただ、基本的にはインフルエンザ感染の期間内は旅行は諦めて、ゆっくりお家で静養すべきかと思います。
飛行機のキャンセル代はどうなる?
インフルエンザが理由でキャンセルをした場合、医師の診断書を提出すれば取消手数料や
払い戻し手数料無しで変更やキャンセルをする事が可能です。
その場合、乗る予定の飛行機出発前に変更・取消の連絡をする必要があるので注意です。
ANAの場合
お客様が病気などの理由で旅行不可能な場合、次のいずれかの特別対応をいたします。
・予約便出発予定日から30日間以内の便への変更を承ります。
・払戻手数料・取消手数料を適用せず、全額払い戻しいたします。
※ 予約の変更・取り消しは、当該便の出発前までに行ってください。
※ 病気などの理由で変更・払い戻しをする場合は、医師の診断書等の
提出が必要です。全日空HPより引用
JALの場合
お客さまご本人、またはご同行のお客さまのご病気などにより、飛行機の利用が難しい場合は医師の診断書などの提出を条件に、取消/払戻手数料をいただかずに払い戻しいたします。
詳しくはJAL国内線ご予約・ご購入・ご案内までお問い合わせください。
日本航空HPより引用
ただしLCCの場合には、上記理由でも規定のキャンセル代が発生する場合がほとんどです。
また国際線についても払い戻しの規定が異なるチケットの場合があり、その都度航空会社への確認したほうが良さそうです。
航空会社の連絡先は?
キャンセルとなった場合の各航空会社の連絡先をご紹介します。
ANA
ANA国内線予約・案内センター
電話:0570-029-222
受付時間:6:30~22:00
JAL
国内線 案内窓口
JALマイレージバンク(JMB)会員の方
電話:0570-025-022
受付時間:7:00~22:00
会員以外の方
電話:0570-025-071
受付時間:7:00~22:00
スカイマーク
予約センター
電話:0570-039-283
受付時間:8:00~20:30
フジドリームエアラインズ
FDAコールセンター
電話:0570-55-0489
受付時間:7:00〜20:00
インフルエンザになった際の飛行機対応のまとめ
インフルエンザの感染力は強く「旅行に行きたいし、バレなければイイや」といった軽率な
行動が多くの人たちに迷惑をかけてしまう恐れがあります。
しっかりと医師の診断を受け、インフルエンザに感染中は旅行を諦めましょう。
どうしても搭乗する場合には、自己判断をしないで医師の診断書を元に航空会社にしっかり
説明をする必要がありますね。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます!(^o^)丿