飛行機で移動する際、空港ラウンジがある事はご存知の方も多いと思います。
でも、ビジネスクラス利用者や航空会社の上級カードを持ってる人しか使えないんでしょ。
と思われている方も多いのでは?
実は、ちょっとしたひと工夫で、誰でもお得にラウンジを利用出来る方法があるんです。
今回はそんな空港ラウンジを無料で利用出来る「プライオリティ・パス」について、
ご紹介させて頂きます。
プライオリティ・パスとはいったいなに?
まずはプライオリティ・パスとはなんぞやについてご説明。
チェックインしてから搭乗までの間、皆さんはどう過ごしていますか?
「空港ラウンジ」がある事は知っていても有料だったり、ビジネスクラス利用者専用で
あったりと使える機会も少ないのではないでしょうか?
特に海外での国際線の乗り継ぎなんかの場合、待ち時間が長く苦痛になる事も多いのでは。
そんな「空港ラウンジ」を誰でも使える様にしている会社がプライオリティ・パスです。
25年前に混雑する空港ゲートで搭乗を待っていた弊社創業者は、プレミアム・クラスの乗客だけが専用のラウンジで待ち時間を過ごしているのを目にし「搭乗クラスに関係なく、手頃な会費で最高級の空港ラウンジを利用できないものか」と考えたことがきっかけとなりプライオリティ・パスが誕生しました。
プライオリティ・パスHPより引用
このように、どこの航空会社系にも属さず、世界中の空港と提携する事で、ラウンジを利用出来るサービスを行っている会社なのです。
有料のラウンジサービス
ただし、誰でもダダでという訳ではもちろん無く、有料の会員制サービスです。
通常の入会規約では、
スタンダード会員で年会費99ドル、ラウンジ1回の利用に付き27ドルが必要です。
(ラウンジ使い放題のプレステージ会員だと年会費399ドル!)
年に何度も海外出張などでラウンジを利用する機会のある方はともかく、年に1〜2回の海外旅行に行く程度では、会費+利用代で1.3〜4千円を掛けてまでラウンジを利用するメリットがあるとは思えませんよね。
でも、ちょっとした手間でプライオリティ・パスを無料で手に入れる方法があるんです。
プライオリティ・パスを無料でゲットするには
クレジットカードの付帯サービスのひとつに、プライオリティ・パスで発行しているガードが幾つかあります。つまりカードを作れば、無料でプライオリティ・パスの会員になれて、タダで世界中のラウンジが利用出来てしまうのです(^^)
ただ、流石に年会費無料のスタンダードカードでは難しく、年会費1万円以上のゴールドカードより上のクラスの付帯サービスになります。
プライオリティ・パスの無料付帯サービスはコチラの方の記事が参考になります。
↓
プライオリティ・パスで世界の空港ラウンジにアクセス
なんだ、タダで手に入るといっても、結局カードの年会費がかかるじゃん!
って思われた方。
確かに年会費は発生しますが、ゴールドカードには保証の厚い海外旅行保険が自動付保されるサービスもあり、年に1回でも海外旅行に行けば、年会費の元など充分取れてしまうと考えてみては如何ですか?
無料付帯でお勧めのカード2選
では、筆者お勧めのカードを2種類ご紹介します。
①アメックス・ゴールドカード
高級感のあるカードブランドとして人気のアメックスのゴールドカード。
プライオリティ・パスはスタンダード会員が無料で登録可能。年間2回までのラウンジ利用をアメックスが負担してくれます。(3回目以降は27ドルが必要)
カード年会費は27,000円とかなり高額ですが、それを賄って余りある会員サービスが
魅力です。特に海外旅行傷害保険の自動付保では、傷害死亡・後遺傷害保険は最高1億円、傷害、疾病治療は最高300万円付帯、さらには家族にも保険が付保されそれ単体で年会費分の価値があります。
その他、航空機の遅延保証や自宅から空港までの無料荷物配達サービスなど海外旅行との相性抜群のカード。キャンペーンを利用すれば、年会費初年度無料で入手も可能です。
②楽天プレミアムカード
プライオリティ・パスが最も安く手にする事が出来るカード。
しかもラウンジが何度でも無料のプレステージクラス(399ドル=4.2千円相当)が付保されるので、1年中何度でもラウンジ利用出来ます。
年会費が1万円ですが、入会キャンペーンのポイント還元が5千〜1万円ある事も多く、実質無料で手にする事が可能です。
1枚ゴールドカードを持っていれば、その付帯サービスで年会費以上の恩恵が受けれるので、是非作ってみては如何でしょうか?
航空会社ラウンジと空港ラウンジの違いは?
ちなみにラウンジには2種類ある事をご存知ですか?
①航空会社が運営するラウンジ
②カード会社や空港会社が運営するラウンジ
ここでは、その2つの違いを見てゆきます。
①の航空会社系ラウンジはJALやANAなどが、自社のビジネスクラス利用者や上級会員向けに作っている専用ラウンジなでの基本的には豪華。アルコールを含む飲み物や食事も充実していて、なにより利用できる人が限定されているので、静かでゆったりとしています。
また、場所は出国後の制限エリア内にある事が多く、出発直前まで利用できるのも魅力です。
一方②のカード会社系ラウンジは、ゴールドカード以上を持っているが対象となります。
なので、利用出来る人が多く混み合っています。またアルコールは有料な場合もあり、航空会社のラウンジと比較すると少し見劣りします。
場所も国内線利用客が使えるよう、出国前にあるので国際線利用の場合には、搭乗直前まで利用する事ができません。
では、プライオリティ・パスはどちらのラウンジが使えるのでしょうか?
海外のラウンジで力を発揮するプライオリティ・パス
プライオリティ・パスの保有者は、カード会社系のラウンジはもちろん、航空会社ラウンジを利用する事が可能です。
ただ、日本国内の空港の場合、JALのサクララウンジやANAラウンジなどの航空会社ラウンジが利用出来る場所が少なく、カードラウンジがメインになってしまいます。
しかし海外の空港ではほとんどの場合、航空会社ラウンジの利用が可能となり、皆さんがイメージする優雅なラウンジを体験する事が出来ます。
海外で利用出来る空港一覧はこちら
まとめ
憧れの空港ラウンジを利用する事が出来るプライオリティ・パス。
直接の申し込みでは高額な有料サービスですが、カード会社の付保サービスで無料でゲットが可能です!これを生かして、ラウンジ利用を海外旅行に出かける時の楽しみのひとつに加えてみては如何でしょうか?
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!(^o^)丿