アメリカ

【2019年】アメリカ入国審査はAPC利用でスムーズに(LAX編)

アメリカの入国審査といえば、時間がかかったり審査が厳しいイメージがありませんか?

たしかに、守るべき事をしっかり行わないといけない面はあります。

でもそれはどの国でも同じ事ですよね。

ネットを見ると色々と過去の情報が錯綜していますが、今回は2018年に実際ロサンゼルス空港で体験したアメリカ入国の流れと、注意点についてご紹介させて頂きます。

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入国審査は厳しいの?

まずは空港到着から空港を出るまでを整理すると・・・

①飛行機到着→②入国審査→③荷物の受け取り→④税関申告→⑤到着ロビー

の流れになります。

それぞれ詳しく見てゆきましょう。

①飛行機到着

飛行機を降りてからがまずは、入国審査(Immigration)へ向かいます。
(空港によってはBorder ProtectionやArrival、Baggage Claimなどといった表現もあり)

ここで一つ注意点。

タイミングが悪いとこの先の入国審査で、相当な時間が掛かってしまう場合があります。
一旦列に並ぶとトイレに行けなくなるので、飛行機を降りて入国審査に向かう間に済ませておきましょう。
この時、同じ飛行機に乗っていた人達に先に行かれてもあせらず心に余裕を(笑)

 

②入国審査

アメリカ入国の最大の関門です。
観光の場合ほとんどの方はESTAを取得しているはずなので、入国書類は不要でパスポートのみを用意します。

エスタ(ESTA)の申請は自分で!画像で解りやすく説明こんにちです。 アメリカに旅行や出張する場合にはエスタ(ESTA)の取得が必須です。 ・そもそもエスタって何? ・どうやって登...

 

審査場の入り口で係員が、アメリカ合衆国民(US Citizens)と外国人(Non−US Citizens)のレーンに振り分けをしますので、係員の誘導におとなしく従ってならびましょう。

 

ここで重要な情報を。

LAX空港の場合、初めてのアメリカ訪問でもAPCが利用できます!

APCのイメージ

http://www.passengerselfservice.com/より引用

様々なサイトを見てると、ESTAを使って2回目以降の入国の人だけが、APC (Automated Passport Control)と呼ばれる自動のキオスクマシーンを利用して、入国審査の時間を短縮出来るとの記述がありますが、LAXの場合、入国者全員がこのAPCを利用します。

APCではじめに必要な入国情報を申告して、そのデータを元に有人の入国審査に進む事で、比較的待ち時間が少なく審査を通過出来る様になりました。

 

APCの使い方(登録の順番)

  1. 言語の選択(以下すべて日本語で質問・回答できます!)
  2. パスポートのスキャン
  3. アメリカ税関の質問回答
  4. ESTA登録の有無確認
  5. 指紋採取
  6. 目的の確認(観光という項目が無く娯楽で回答)
  7. 写真撮影
  8. 同伴者の確認
  9. 到着フライトの確認

 

上記の登録を終えると、情報が記載されたレシートが出てくるので、それを持って入国審査官の列に並びます。ココで2回目以降の入国者は、比較的簡素な確認のみの審査官のブースに回されます(あくまで当日の係員の指示にしたがうのですが・・・)

 

入国審査官とのやりとりは大変!?

さて、いよいろ審査官とのやりとりとなります。

「英語が話せないから、何か聞かれても困る」

「不審な態度をしていたら入国拒否されるかも」

なんて、不安がこみ上げてくる場面ですが、単語レベルで答えれば問題ないので、それほど心配はいりませんよ(^^)

 

入国審査でだいたい聞かれる事はこちら

  • アメリカへの入国目的は?
  • どこに泊まるの?
  • 何人で来たの?
  • どれくらい滞在するの?
  • お金はいくら持ってきているの?(仕事の場合)

最低限の答えを英語で準備して、嘘をつかず返答をしましょう。

 

最後に指紋採取と顔写真撮影を行い、無事入国が完了です!

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荷物の受け取り

無事に入国を終えると、飛行機に預けた荷物の受け取りです。
案内板で自分の乗ってきた飛行機の荷物が、どこのターンテーブルから出てくるのか確認して受け取りましょう。
万が一自分の荷物が出てこない際には、付近にいる航空会社スタッフに、出発時に荷物を預けた際に受け取った「半券(claim tag)クレームタグ」を見せて紛失の手続きをします。

 

税関申告書

最後は税関申告書の提出です。
アメリカ到着前の機内で「税関申告書」が配られるので、事前に記入を済ませておきます。

アメリカ税関申告書の記入例

 

”Custom”または”EXIT”、”Conecting Fright”と書かれた看板に従って進むと、税関係員がいるのでパスポートと税関申告書を提出して通過します。

 

アメリカ税関申告の注意点

申告書の質問事項には、嘘を付かず本当の事を答えましょう

申告内容で多くの方が引っ掛かりそうなものに「牛肉製品」があります。

アメリカ合衆国/ハワイ税関申告書記入のご注意

肉類(生、乾燥、缶詰を含む)、肉製品、果物、植物、種子、土などを持ち込むことはできません。これらのものを所持していながら、申告を行わなかった場合は、虚偽申告とみなされ、多額の罰金が科せられる場合があります
特に、肉、ハム、ソーセージの畜産物をはじめ、牛肉エキスや乾燥肉を使用したインスタントラーメンやスナック菓子なども持ち込みが禁止されており、申告の対象となっています。

日本航空HPより引用

もし、申告内容と実際の持込品に虚偽があった場合、別室に連れてゆかれ細かい質問を受ける事になります。最悪の場合、入国拒否にも成りかねませんので持ってきた荷物の中に上記の物がある場合、正直に申告しましょう。

この先、アメリカ国内線に乗り継ぐ場合には”Conecting Fright”の表示へ進みます。

 

まとめ

なにかと不安なアメリカの入国審査ですが、1番大切なのは

嘘を付かず片言でも良いので堂々と受け答えする事。

それと空港での写真撮影は気をつけて下さいね。
入国や税関での撮影は禁止されています。到着してすぐなのでテンションが上がるのは仕方ないですが、余計なトラブルの元になるので注意しましょう。

今回も最後までお読み頂きありがとうございます(^o^)丿

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  1. […] 入国審査も緊張したが、何と今はAPC(詳しくはこちら)と言われる自動機械であらかじめ情報を入力すれば、ほぼ何も聞かれることなく入国できる。 […]

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